
お酒でストレス解消?
イライラを発散させるためにお酒を飲む方もいるでしょう。つい飲み過ぎてしまって、翌日になって「頭がうまく動かない!」と後悔することもあるでしょう。
深酒で仕事の効率が落ちるのは言うまでもありません。ダラダラ仕事していれば給料をもらえるアルバイトならまだしも、しっかり付加価値を出さなきゃいけない仕事ならテキパキこなしたほうがいいに決まっています。
お酒はささやかな楽しみでもあるので、やめようとも思わない。でも、飲み過ぎると翌日以降の生産性が落ちてしまう。どうすれば、上手にお酒と付き合えるのでしょうか。
深酒=貧乏!?予防のコツは?
ストレスがなくても、たまにはハメを外したくなるときもあります。筆者も「酒好き」で、たまに忘年会などで仲のいい人に会ったりすると、楽しくて飲み過ぎてしまうことがあります。とはいえ、言うまでもなく、一番よいのは「飲み過ぎない」ことです。
「酔っ払う」ことを目的とするのではなく、上手にお酒を楽しみつつ、深酒を予防するには、どんなことに気を配るとよいのでしょうか。
手取り早い方法としては、「物理的に上限を決めてしまう方法」があります。飲み屋に行くならば予算を決めて、クレジットカードも持って行かない。飲み放題でもない限り飲める量は予算で決まりますから、飲み過ぎることがなくなります。
家で飲むのであれば、「家にお酒を置かない」というようにしてお酒を飲むハードルを上げる方法もありますし、「飲んでいい時間を決める」という方法もあります。
夜中に飲み始めると際限がなくなりそうですが、夜ご飯のときにだけ飲む、それ以上はダラダラ飲まない、のように制限をかければ、予防しやすくなるかと思います。
他にも、サイエンス誌で公開されている飲酒とスマホアプリについての論文「A smartphone app to reduce excessive alcohol consumption: Identifying the effectiveness of intervention components in a factorial randomised control trial」によると、スマホアプリで自分の飲酒量を記録しておき、フィードバック+行動計画を練ることで、節度ある飲酒につながる可能性が指摘されています。
家計簿をつけると無駄遣いが減る!みたいな話と同じで、お酒を飲むときにも、記録をつけておこうね!というやつですね。筆者の親友は自分が飲んだお酒の銘柄を記録しています。そういう楽しみと一緒に、飲んだ量なども記録しておけば、上手にお酒を楽しめそうです。