国債・債券

個人向け国債・変動10を金利0.92%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?【2025年3月6日から募集開始】

2025年3月6日から募集開始した個人向け国債・変動10年(第180回債)の金利は「0.92%」です。今回は、個人向け国債・変動10年を100万円購入した場合、半年後にもらえる利息はいくらになるのか解説します。

舟本 美子

執筆者:舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド

  • Comment Page Icon
2025年3月6日から募集開始した個人向け国債・変動10年(第180回債)の金利は「0.92%」です。今回は、個人向け国債・変動10年を100万円購入した場合、半年後にもらえる利息はいくらになるのか解説します。
個人向け国債・変動10を金利0.92%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債・変動10を金利0.92%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債・変動10年を「金利0.92%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債・変動10年(金利0.92%/年)を100万円購入した場合の6カ月後の利息の計算は以下のとおりです。

【半年後にもらえる利息】
・100万円×0.92%×1/2(半年間であるため)=4600円

実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「934円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。

そのため、個人向け国債・変動10年を金利0.92%で100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「4600円-934円=3666円」です。

参照:変動10年「第180回債」/財務省

個人向け国債の魅力って?

個人向け国債は、安定した資産運用を求める方にとって安心できる投資商品です。その魅力的な特徴を4つご紹介します。

●個人向け国債の魅力1:元本割れしないから安心
個人向け国債の大きなメリットは、元本(預けたお金)が減らないこと。満期まで持っていれば、国がきちんと元本を返還し、半年ごとに利息も支払います。

たとえ景気が悪くなっても、元本の価値が値下がりする心配はありません。リスクが少ないため、「投資は初めて」という方でも安心して始められます。

●個人向け国債の魅力2:国が発行しているから信頼できる
個人向け国債は、民間の会社ではなく「国」が発行しています。国が元本と利息の支払いを保証してくれるので、信頼性が非常に高いのも特徴です。

さらに、金利には「最低保証」があり、たとえ市場の金利が下がっても年0.05%の利息は受け取れます。どんな経済状況でも、一定の利息が得られるのは安心です。

●個人向け国債の魅力3:少額から始められる。取り扱い窓口が多く買いやすい
「投資ってまとまったお金が必要でしょ?」と思っていませんか? 個人向け国債は1万円から購入可能。銀行、証券会社、インターネット証券など、全国の金融機関(2025年2月現在で896機関)で取り扱っています。

毎月新しく発行されているので、自分のタイミングで始められるのも魅力です。金融機関の一覧は以下で確認できます。

全ての取扱金融機関一覧/財務省

●個人向け国債の魅力4:途中でお金が必要になっても大丈夫
「急にお金が必要になったらどうしよう……」というときも安心。個人向け国債は、購入から1年たてば途中で換金可能です。1万円単位で引き出せるので、使い道に合わせて調整できます。

ただし、途中で換金する場合は、直近2回分の利息が差し引かれる点には注意が必要です。それでも、元本は保証されているので、お金が減ることはありません。

低リスクで始めたいなら、個人向け国債はおすすめ

個人向け国債は、ローリスクで着実にお金を増やしたい人にぴったりの商品。特に、「初めての資産運用」「少額から始めたい」「元本割れは避けたい」という方におすすめです。

焦らず、無理のない金額でスタートしてみましょう。堅実に資産を育てる第一歩になるはずです。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/3/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます