子どもにはお米を食べさせてあげたいけれど
子どもにはおなかいっぱい食べてほしい。価格が高騰しているとはいえ、お米を買わないわけにはいかず……。「お米は毎日食べているので、価格が高騰すると厳しい。こどもにはたくさん食べてほしいので、高いけど買っている」(30代男性/京都府)
「子どもが2人いてご飯をよく食べるので、買ってもすぐになくなってしまって、価格がどんどん上がるので家計がくるしい」(30代女性/神奈川県)
「子どもの人数が多いので単純にお金がかかりすぎて困っています。日に日に食べる量が増えているのに、米の価格も高騰するとかなりの痛手です」(30代女性/京都府)
「毎日夫と子どもたちがお弁当を持っていくのですが、お米が倍近く高くなったので大変です。だからといってお米を食べさせないわけにもいかず、苦労しています」(40代女性/青森県)
「子供がお米が好きで毎日食べています。子供の食事は満足するまで作ってあげたいので、日に日に食費が上がっていくのに困っています」(30代女性/大阪府)
育ち盛りの子どもたちはよく食べる
育ち盛りの子どもを持つ親たちは、どんどん増えていく食費に戦々恐々。お米の消費量が増えればその分家計が圧迫されてしまうよう。「我が家にはまだ小さい子供がおり、成長のためにもご飯をたくさん食べてほしいのですが、お米の価格高騰により、あまりたくさんは食べさせてあげられません」(30代女性/愛知県)
「子どもが成長して食べる量が増えたため、お米の消費量が増えて、それに伴い価格上昇に伴う家計への圧力が大きくなっています」(40代女性/静岡県)
「子供が育ちざかりで、お米を食べる機会が増え、以前より消費が激しくなりました。麺で代用したいのですが、麺も高いです」(30代女性/秋田県)
「息子が育ち盛りでお米をよく食べるのでお金がかかって困っています。しかし、加工食品や安い食材に頼るのも健康の不安があるので、他の出費を切り詰めたり外食を抑えたりしてやりくりしています」(30代男性/北海道)
「家族に育ち盛りの子どもがいて、これからお米の消費量がどんどん増えると感じているのに必要なお米が適切な価格で購入できないことです」(30代女性/宮城県)
炊いてもすぐなくなってしまう
朝食や夕食だけではなくお弁当も持たせると、炊いても炊いてもすぐなくなってしまう。「まさに食べ盛りの息子たちがいるが、食べないというわけにはいかないので困っています。自分の分は減らせるけれども」(40代女性/石川県)
「食べ盛りの中学生兄弟がいて、お弁当にもご飯を入れるため、お米はけずれない。スーパーでも高すぎてなかなか手が出ない」(30代女性/青森県)
「食べ盛りで白ご飯が好きな子供がいるが、お米が高くなってからは今まで通り頻繁にお米を購入できなくなった」(40代女性/京都府)
「食べ盛りの子供が2人いて米の消費量が多いので価格高騰が家計を圧迫していて毎日いかに節約するか献立に悩む。また、安いお店に行くとお米が売り切れていてない場合もあり、手に入れるのに苦労することもある」(30代女性/千葉県)
「食べ盛りの子供が2人いて、毎日1日で5合は炊いています。5kgを何個も買ってますがすぐなくなってしまうため消費が激しくて困ってます」(30代女性/茨城県)
ごめんよ、子どもたち
本当はモリモリ食べてほしいのが親心。ただ、この価格高騰では、そうも言っていられず……。ごめんよ、子どもたち。政府はお米の価格高騰を受けて備蓄米を放出したが、大幅な値下がりはないという報道もある。食卓になくてはならないお米、いつになったら気兼ねなくおなかいっぱい食べられるのだろうか……。「息子たちは、お米が好きなので白米があればご飯の心配はなかったが、高騰しているため、白米の日を減らしています」(40代女性/神奈川県)
「以前、子供に好きなものを買ってあげてたものが今では少し我慢してもらうようになりました。また、他の物を買うのに躊躇ってしまうときがあります」(30代男性/岐阜県)
「食べ盛りの子供がいるのにお米が高くなってしまっているせいでお腹いっぱい食べさせてやることがなかなかできなくなってしまった」(30代女性/徳島県)
「子供のお弁当と間食におにぎりを持たせて学校に通わせていましたが、お米代が高騰して子供に間食のおにぎりをなしにしてもらいました」(40代男性/大阪府)
>「パンや麺ばかりで栄養が偏る」「飽きるし物足りない」お米高騰で“小麦へシフト”した人たちの嘆き…
<調査概要>
お米の価格高騰と家計への影響に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2025年3月12~13日
調査対象:全国20~70代の200人(男性84人、女性113人、回答しない3人)
※回答者のコメントは原文ママ
イラスト:カツヤマケイコ(@keicomix)