日々の生活の中には、見直せばすぐに減らせる「お金のムダ」が潜んでいることも。これらをカットすれば、無理なく支出を減らし、貯金もしやすくなります。
今回は、意外と見落としがちな「お金のムダ」3つをご紹介します。あなたの生活にも当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください!
生活の中に潜むムダ1:気付かぬうちに増えている「サブスク費用」
動画配信サービス、音楽アプリ、雑誌の定期購読、フィットネスアプリなど、定額制のサブスクリプションサービスは多数あり、とても便利です。しかし「月額数百円だから安い」と思って契約したものの、気付いたらほとんど使っていないことはありませんか?●ムダを減らすポイント
ムダを減らすには以下の点を確認しましょう。
・本当に使っているか見直す
3カ月以上使っていないサービスは、解約を検討しましょう。もし必要になれば、再契約もできます。
・似たサービスを重複して契約していないか確認
例えば、動画配信サービスは「この作品が見たい!」といくつも契約しがち。見終わったら解約する習慣をつけましょう。
・年間コストを意識する
月1000円でも、年間にすると1万2000円の出費。不要な契約を見直せば、毎月数千円の節約につながります。
一度見直すだけで、ムダな支出を減らせるサブスク費用。契約内容を定期的にチェックして、必要なものだけを残しましょう。
生活の中に潜むムダ2:持っているだけで「全然使わないもの」
家の中に、使っていない家電や服、雑貨はありませんか? どれもお金を払って買ったものですが、使わないままでは「お金のムダ」になってしまいます。さらに、不用品が増えると収納スペースが圧迫され、余計な家具を買う原因にもなりかねません。●ムダを減らすポイント
ムダを減らすには以下の点を確認しましょう。
・フリマアプリやリサイクルショップで売る
自分には不要でも、必要としている人がいるかもしれません。メルカリやラクマ、リサイクルショップを活用して、お小遣い稼ぎにもつなげましょう。
・買う前に「本当に必要か?」を考える
「結局ほとんど使わなかった……」というものは、衝動買いの可能性大。購入前に「本当に必要か?」を一度冷静に考える習慣をつけましょう。一定期間考えて、それでも必要と思える場合だけ買う、というルールを作るのもおすすめです。
・レンタルやシェアサービスを活用する
一時的にしか使わないものは、購入せずにレンタルやシェアサービスを利用するのも手です。例えば、家電なら「Rentio(レンティオ)」、ファッションなら「エアークローゼット」など、さまざまなサービスがあります。
「もったいないから……」と不用品をため込むより、ムダな出費を減らしてスッキリ暮らすことを意識してみましょう。
生活の中に潜むムダ3:「安いから」だけで買ったもの
セールや割引にひかれて、「安いからとりあえず買っておこう」と思ったことはありませんか? 実は、「安いから」という理由で買うと、意外と使わずに終わることが多いのです。例えば、こんな経験は誰にでもあるかもしれません。
・セールで買った洋服 → ほとんど着る機会がない
・まとめ買いした食品 → 賞味期限切れで廃棄
・ポイントアップのために余計な買い物 → 何を買ったかのかすら覚えていない
●ムダを減らすポイント
ムダを減らすには以下の点を確認しましょう。
・セールに惑わされない
セールだからといって、今すぐ買わなくても大丈夫。セールは定期的に開催されています。「安いから買う」のではなく、「必要だから買う」を意識しましょう。
・在庫管理を徹底する
家にあるものを把握せずに買い足すと、同じものが増えてしまうことも。新しく買う前に「1つ使い切ったら補充する」習慣をつけると、ムダが減ります。
1個当たりの単価が安くても、使わなければ結局はムダな出費。「安いから」ではなく「本当に必要か」で買い物を判断する習慣をつけることが大切です。