現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住66歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
同居家族構成：本人、妻（61歳）
居住地：千葉県
リタイア前の雇用形態：公務員
リタイア前の年収：900万円
現在の資産：預貯金2500万円、リスク資産1億円
これまでの年金加入期間：国民年金408カ月、厚生年金420カ月、個人年金保険30年
現在受給している年金額（月額）
老齢基礎年金（国民年金）：5万7800円老齢厚生年金（厚生年金）：16万9647円
障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：財形貯蓄、個人年金保険（いずれも金額は不明）
配偶者の年金や収入：年金なし、給与収入なし
「年金だけでは毎月足りない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として年に「支給額で200万円ほどしかないから」と語っています。
ひと月の支出は約「30万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「配当収入や不動産収入がある」
現在リスク資産約1億円を保有していて、年金で足りない支出については「配当収入や不動産収入があるため、貯金から月に30万～50万円ほど」補填（ほてん）することもあるそう。また年金生活においては特別な節約はしていないとあり、金銭的に余裕をもって過ごしている様子です。
「生活していく上での不安や不満は特にない」
今の生活については「生活していく上での不安や不満は特にない」とコメントした投稿者。最後に「働いていなくてもそこそこの金額が（財形貯蓄、個人年金保険、配当収入や不動産収入などを含めて）もらえるため、生活にゆとりができている。旅行にも安い時期に行けるしグルメを楽しむことができる」と今の生活の楽しみも教えてくれました。
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