体調不良のときに本質が見える! こんな行動をする夫には要注意
残念な行動1:自分の心配をする
妻の体調が悪いと、真っ先に“自分の心配”をする夫がいます。「妻の風邪がうつったら困る」と考えたり、「自分の食事」の心配をしたり……。こんなとき、まずは妻の体調を気遣うことが大切なのに、まず口に出すことが「僕の食事は心配しなくていいから」だと、妻はがっかり。本人は思いやりを見せているつもりでも、妻は「私は召使いじゃない!」と怒りすら感じるでしょう。
残念な行動2:病気になった妻に対して、怒る
妻が体調不良になったことで自分の予定が崩れると、残念な気持ちになることは理解できますが、それで怒るような場合は、残念な夫です。誰だって、体調不良になりたくてなっているわけではないですしね。なかには、「日頃の体調管理が悪いからだ」「体調管理も仕事のうちだ」などと説教をする夫もいます。もちろん妻が深夜まで飲み歩いているとか、プライベートで遊び過ぎだとか、自分の体力を考えずに行動しがちな場合は問題ですが、日頃から体に気を付けていても、体調が悪くなることはあります。特に女性の場合は、毎月の生理によって体調が悪くなったり、更年期になると心身の調子が悪くなったりしますしね。
これは男性がいくら想像しても分からないことは多いもの。だったら、「妻は自分が経験したことのない状況になっている」ということくらいは、理解した方がいいでしょうね。
残念な行動3:無関心/他人事
仕事や趣味を最優先にする夫の場合は、妻の体調が悪くても、「大変だねぇ」と口先だけで、無関心でいることも。これが一番最悪なパターンと言ってもいいでしょう。一緒に暮らしている意味がなくなってきますしね。いくら言葉では優しいことを言っていても、行動が伴わない場合も同じ。「おだいじにね」と口では言いながら、妻が「ご飯をちゃんと食べているのか」「1人でも病院に行ける状態なのか」などは気にせず、自分はいつも通りに外へ遊びに行ってしまうような人だと、考えものです。
関係を考え直した方がいいことも
夫婦であれば、互いに愛情があるのは大事ですが、結婚して長い月日がたつにつれ、2人の間に残っているのは、「情」に過ぎないこともあります。たとえそれでも、今後も一緒に暮らしていくのであれば、せめて相手を思いやる気持ちはほしいもの。それがなければ、共に人生を歩んでいく意味がなくなってきてしまいます。
自己中心的な配偶者の場合は、「自分にとってのメリット、デメリット」という視点しか持っていないので、相手の立場でものを考えることができません。そんな配偶者と一緒にいればいるほど、1人でいるよりも寂しさを感じてしまう妻(夫)も現実的にいます。
離婚しないのであれば、心がけた方がいいこと
そんな不毛な関係になっている場合は、離婚するのも1つの手段です。逆に、たとえそんな自分勝手な配偶者であっても、これからも共に生きていたいのであれば、単に自分を被害者のままにしないで、「相手はいろいろなことに気付かない人」「言わないと分からない人」だということをきちんと理解することも大事。例えば、日常的に、これらのことを心がけてみてはいかがでしょうか。
・「察してほしい」と思っていても、相手は言わないと分からないので、具体的に何をしてほしいのかをきちんと言葉にする
・やってくれたことに対して、恥ずかしがらずに感謝の気持ちを表す
・相手が体調不良のときは、「自分が体調を崩したときにやってほしいこと」をやってあげる
・日頃のコミュニケーションでは、「自分が相手の立場だったら、どう思うのか?」を想像することを促す
普段は無難に過ごしていても、体調不良をはじめ、何かトラブルが起こったときに、2人の関係の本質が見えてくることもあります。いい夫婦でいたいのであれば(もしくは、離婚することになっても、幸せになりたいのであれば)、自分を誤魔化さずに、きちんと向き合っていきたいものですね。