人間関係

愛人を職場で引き立てようとする男の心理とは?不倫経験者3人が明かす、本当にしょうもない話(3ページ目)

国民民主党代表の玉木雄一郎氏が、不倫相手に選挙への立候補を打診していた。不倫相手の女性を引き上げて自分のそばに置き、支配欲を満たし、自分の力を誇示する男性は、世にあふれているようで。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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「嫉妬深くて支配欲が強い」実業家

嫉妬深い男は、支配して見張っておきたいケースも

嫉妬深い男は、支配して見張っておきたいケースも

「とある実業家の男性と不倫していたことがあるんです。彼は嫉妬深くて、私が浮気するのではといつも疑っていた。自分が不倫しているから他人も信じられないんでしょう。私は彼を心から愛しているつもりだったけど、あまり信じてくれなかった」

マイカさん(37歳)はそう言った。知り合って2年ほどたった頃、彼は突然、自分が経営している飲食店の店長になってほしいと言い出した。5年前のことだ。彼女は彼の経営するグループ会社に勤務はしていたが、本部採用で人材関係の仕事をしていた。飲食店店長は畑が違いすぎる。

「それでも、きみなら大丈夫だからと言われて、違う仕事にチャレンジするのもいいかなと全力で頑張ったんです。彼は心配だったのか、毎日顔を出して激励してくれて。半年くらいは苦労しましたが、1年たったころにはある程度、業績も上がった。すると副店長が『社長がたくさんサクラを回してくれたから』と、ふっとつぶやいたんです。

「社長はあなたを支配したいだけ」

どういうことか聞いてみたら、『社長はあなたを支配したいだけですよ』って。みんな、私と彼が付き合っていることを知っていたし、『今は彼女に入れあげているんだ』と分かっていたんだそう。他にも女性はいくらでもいますからと副店長に言われてめまいがしました」

彼は関係を持った女性たちに仕事でも責任を持たせて、自分から離れないよう、そして自分がいつでも支配できるようにしているのだという。副店長は「自分に実力があると思わないほうがいいですよ」と皮肉たっぷりに言ったそうだ。

「なんだか腹が立ちましたね。仕事で見返してやろうと思った。彼と私的な関係は断ちましたが、そのまま今も店長を続けています。本気で仕事をして、店独自のサービスも次々展開させてサクラが来なくても業績は上がるようになった。彼は今も『また恋人関係に戻ろうよ』と言ってきますが、それだけは固辞しています」

当時の副店長とは今は腹を割って話せる仲となっている。かつての男女関係を逆手にとっても、「私は仕事で、いつか彼に自分は間違っていたと言わせたい」とマイカさんは力強く言った。
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