人間関係

愛人を職場で引き立てようとする男の心理とは?不倫経験者3人が明かす、本当にしょうもない話

国民民主党代表の玉木雄一郎氏が、不倫相手に選挙への立候補を打診していた。不倫相手の女性を引き上げて自分のそばに置き、支配欲を満たし、自分の力を誇示する男性は、世にあふれているようで。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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不倫相手を支配するために、会社の地位を与える男たち

不倫相手を支配するために、会社の地位を与える男たち

不倫問題で3カ月の役職停止となった、国民民主党代表の玉木雄一郎氏だが、不倫相手に選挙への立候補を打診していたことを認めた。相手の元グラドルが「関心がない」と答えたため、党の候補者選定にはのぼらなかった。とはいえ、公私混同も甚だしいのは確か。

一般論として、自分の“愛人”を仕事でも引き立てようとする男の心理とはどういうものなのだろうか。 

「オレってすごいでしょ」アピール男

「私、以前、10歳年上の直属の上司と不倫していたんです。1年ほど付き合ったところで、上司は私をとあるプロジェクトのリーダーに押し上げた。でも当時、私は26歳で、仕事ができるタイプではなかったし、正直言って本気で仕事に取り組んでもいなかった。

とてもリーダーの器ではないから断りましたよ。それでも上司は、半ば強引に私をその地位につけてしまった。『な、オレが一言口を利けば、きみを出世させるくらいのことはできるんだよね』と言われた時は、キモいと思いました。ただ自分の力を誇示したいだけで、組織のことも私のことも考えていない彼に対し、急に気持ちが冷めました」

苦笑しながらそういうのは、チサトさん(33歳)だ。上司としては彼女をリーダーにし、さらにその後もバックアップすることで自分の力を見せつけようとしたのかもしれない。だが、今になって振り返れば当時は彼もまだ30代の中堅どころ、それほどの権力はなかったはずだ。彼女に対して自分を大きく見せたかっただけだろう。

「オレの顔をつぶした」と激怒

結局、彼女はリーダーになって1カ月で自らその役を降りた。

「上司のさらに上の部長に、私には荷が重いと言って辞めさせてもらいました。すると上司は『オレの顔をつぶした』『公私ともにパートナーとして引き立ててやろうとしたのに』と激怒したんですよ。私がまったく望んでいなかったことなのに。彼は、若い女性社員を引き立てたことで会社の内外にいい顔をしたかったんでしょう。だけど私は彼の駒として動かされるのは嫌だった。部長に不倫のことも洗いざらいぶちまけて会社を辞めました」

もちろん彼との不倫も解消。さっさと転職したという。上司は降格となり、挙げ句、異動で地方の営業所に飛ばされたとチサトさんは噂で聞いた。公私を分けられず、不倫相手に自分の仕事上での権力を誇示する男は、仕事も恋もうまくはいかないようだ。

>次は愛人をペット扱いした会社役員の話
 
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