“まちに森をつくる”住友林業のプロジェクト
家の購入には、戸建やマンションなどさまざまな選択肢があります。住友林業では人気の高い注文住宅のほかに、まちをまるごとつくる分譲住宅もご提案しています。
今回は、まちづくり推進部の八木憲人(ヤギノリヒト)と布村茉利江(ホムラマリエ)が詳しくご案内します。
八木「“まちに森をつくる”をコンセプトにした、『フォレストガーデン』という分譲住宅のプロジェクトがあります。住宅を建てるだけでなく、用地の仕入れから街区の全体計画・造成・設計・建築・販売にいたるまで、各担当と連携し、一気通貫で取り組む大きな事業です」
布村「土地の付加価値を高め、住友林業の高品質な住宅で安心・安全・快適な暮らしを送っていただけるまちをつくっています。数棟から数十棟の規模のものまで日本全国に展開しており、分譲住宅ならではの魅力やメリットも多いので、ぜひこの機会に知っていただきたいと思います」
注文住宅やマンションとは違う分譲住宅の魅力
購入時にすでに完成している分譲住宅には、注文住宅と異なるメリットがあります。
【分譲住宅ならではのメリット】
■コストが安い:一度に複数の住宅分をまとめて発注・運搬・工事を行うことができるため効率がよく、価格を抑えることが可能になります。
■すぐに住める:注文住宅は密に打ち合わせが必要で、完成までに時間をかける必要があります。分譲住宅は家が完成しているので手間いらずで、すぐに入居ができます。
■実物が見られる:広さや質感、明るさなど、建ってみないとわからないのが心配という方は、図面でイメージするだけでなく、完成品を見て体感できるので安心です。
布村「分譲マンションと比べてみると、管理費や修繕積立金・共益費などの負担がないのが利点です。もちろん、駐車場や駐輪場の費用もかかりません。
また、両脇に住戸があるマンションは窓が1ヵ所になりがちですが、戸建は各居室で窓が取りやすく、風通しもいいため住み心地が違います」
もし将来手放すことになったとしても、資産価値が下がりにくいという安心感も、分譲住宅のうれしい特徴のひとつです。
八木「分譲住宅には一般的に人気の高い間取りや設備が採用されているので、ニーズが広く中古市場でも売りやすくなっています。
また、マンションの場合は立地が重要で、駅から離れるほど資産価値は下がる傾向があります。戸建は立地の影響が少なく、日当たりや庭の広さ、性能などで資産価値を保つことができます」
まちづくりがもたらす資産性と暮らしやすさ
『フォレストガーデン』は、資産性の高い用地を厳選するところから始まります。
八木「快適な暮らしに必要不可欠なのは、環境・教育・交通・買物・危険予知の“5K”です。この5つに優れた用地を仕入れ、木の家や豊かな植栽で都市に森をつくることが、住友林業が目指すまちづくりの在り方です。
住宅をどう配棟するか、街路樹やシンボルツリーに何を選ぶか、隣地の建物との関係を踏まえて各戸の窓の位置や外構の塀の高さをどうするかなど、細部にいたるまで独自に設定した『まちなみガイドライン』によって基準が決められています。それをもとに、注文住宅の経験が豊富な設計士が全ての建物を総合的に計画するため美しく調和の取れたまちなみを設計することができます」
布村「新しい分譲地が生まれることで、子育て世帯など若い人が増えて商業施設が誘致されたり、交通が整備されたり、公園ができるというケースも。上質なまちづくりが、エリア全体の資産価値をさらに上げるという効果につながります」
まちの設計にはクルドサックと呼ばれる行き止まりを採用するなど、車の通り抜けをしづらくして、安全性を高めているのも『フォレストガーデン』の特徴です。
布村「これまでに手掛けたまちを訪ねると、お子さんが家の前で元気に遊んでいる姿を見かけ、安心して暮らせる場所になっていることを実感します。分譲住宅は入居時期が同じなので入居者同士が仲良くなりやすいなど、ご近所との関係づくりもスムーズです」
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