玉木氏は会見の際、「家族がありながら相手に好意を持ってしまった」と発言した。妻は、愛人は、その言葉をどう聞いたのだろう。
サレ妻の意見「妻としてはキツいです」
「私も夫に浮気されたことがあるんですけど、公の会見で、相手に好意を持っていたと言われるのは、妻としてはキツいですよね」アキミさん(40歳)は顔を曇らせた。29歳で結婚した彼女が夫に浮気されたと知ったのは、結婚から5年たったころ。ひとり娘が3歳になり、七五三のお祝いをしたその日だった。
「神社に何やら不審な女がいたんですよ。私たち家族3人をじっと見つめてる。私の母が来ていて写真を撮ってくれたりしたんですが、『あの人、ヘンだよ』と母が気づいた。夫に言うと、夫はその女性を見て顔色を変えたんです。20代半ばくらいの女性でしたね」
知り合いなんでしょ、どういう関係なの? と尋ねても夫は答えない。神社から家に帰ったあと、夫は「ちょっと買い物してくる」と家を飛び出していった。
「買い物なんてあるはずもないから、さっきの女だなと分かりました。その日の夜遅く、のちのちバレることなら今、白状したらどうなの? と詰め寄ると『ごめん』って。たった1回の関係なんだ、愛情はない、今後一切会わないと、声を詰まらせながら言うんです。
愛情もないのに関係を持ったんだ、あなたはそういうことをする人だったんだと責めると、『だまされたというか、乗せられたというか、つい成り行きで……』としどろもどろ。『僕にはアキミと娘が一番大事で一番愛してる』と」
不倫相手に「好意を持った」と言われていたら
その時もし、「君がいながら、彼女にも好意を持ってしまって申し訳ない」と言われたら、私はブチ切れていたでしょうとアキミさんは言う。たとえ嘘でも「君と娘だけ」と言われたことが、何とか関係を続けるよすがになったのは明らかだそうだ。「それから怪しいところはないし、時間があれば私と娘を喜ばせようとしてくれるようになりました。夫婦関係に慢心していたところもあったと言ったこともあります。浮気直後の言葉より、慢心していたことに気づいたという言葉を信用しようと思いました。
私自身も、多分夫は浮気なんてしないと思い込んでいたところがあった。それ以降、少しは緊張感をもとうとも改めているつもりです」
夫婦関係の見直しになったのかもしれないとアキミさんは笑顔を見せた。
>一方、愛人はどう感じるのか