Q:車内広告で金利0.3%の普通預金が適用される銀行があると知りました。利用する上での注意点は何でしょうか?
「先日、電車に乗っていたときに車内広告で金利0.3%の普通預金が適用される銀行があると知りました。利用する上での注意点は何でしょうか?」(40代)預入条件は銀行や商品によって違いがあります。まずは自分が利用条件を満たしているのかを確認し、自分にとって利用しやすいのか判断していきましょう!
A:申込条件などを確認し、利用することが大切です
電車の中で見かける広告には、魅力的なものがいっぱい。その中には、金融商品の広告も含まれており、関心を示す人は少なくありません。では、実際にその商品を利用する場合には、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?大手都市銀行の普通預金の金利が0.1%をつけている中、3倍もの金利をつけている普通預金があるなら、関心を引くのは当たり前ですよね。そのような場合、まず心掛けてほしいのが、利用する場合にはどのような条件があるのか、ということです。
銀行や商品によっては、新規のみや上限金額ありなどの条件がつくことがある
魅力的な金利をつけている金融商品の場合、新規のみ利用できるものや、預入金額に最低金額や上限金額が設けられていたり、金利が適用される期間が設けられていたりすることが多いようです。高金利の普通預金を利用したいなら、まずはどのような条件があるのかを確認し、自分は利用対象者なのか、目的に合った運用ができる商品なのかを確認することが大切です。
また、今まで使っている金融機関に加えて新たな取引をスタートさせますので、口座開設の準備や手間はどれくらいかかるのか? 店舗があるような金融機関の場合、その店舗へ行くための交通費はいくらなのか? 確認しましょう。
高金利をつけている普通預金の場合、ネット銀行の可能性が高いのですが、もし、有人店舗で申し込むような場合には、得られる利息以上に交通費がかかってしまうことがあり、これでは本末転倒です。
なお、例えばSBI新生銀行の場合、SBI証券の口座とSBI新生銀行の口座を連携することで、優遇金利が適用されるなどのサービスもあります。現在、利用している銀行でも、優遇金利が適用されないか確認してもよいでしょう。
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