株主優待で「ポイント」をもらえる銘柄がある！
最近では、優待品として自社に関連する「ポイント」を提供する企業が増えてきています。汎用性が高くさまざまな用途で使えるのが、ポイントのメリットです。今回は、ポイントをもらえる株主優待をご紹介します。
保有期間に応じて、dポイントがもらえる「NTT（日本電信電話）」
日本電信電話＜9432＞は、日本最大手の電気通信企業。100株以上保有している場合、保有期間に応じて、dポイントを受け取ることができます。受け取れるポイントは、株式の保有期間が2年以上3年未満なら1500ポイント、5年以上6年未満なら3000ポイント。
日本電信電話＜9432＞株価・株式情報
dポイントは、月々のドコモの携帯電話料金、多くの店舗やネットショッピングで使えるのに加えて、ポイント投資もできるなど幅広く活用することができます。
三井ショッピングパークポイントがもらえる「三井不動産」
オフィスビルや商業施設をはじめとして、さまざまな用途の施設を開発・販売する総合デベロッパー 三井不動産＜8801＞。2024年3月より株主優待が新たに導入されました。100株以上を、一定期間以上（初回の2025年3月末分は「半年以上」、2026年以降は「1年以上」）保有すると、保有株数に応じて三井ショッピングパークポイントが受け取れます。このポイントは、ららぽーとや三井アウトレットパークなどさまざまな店舗で1ポイント1円として利用することができます。
三井不動産＜8801＞株価・株式情報
WAON POINT、またはVポイントがもらえる「ウエルシアホールディングス」
調剤薬局を併設したドラッグストアチェーンを展開しているウエルシアホールディングス＜3141＞。優待品はウエルシアグループの店舗で使える買い物券ですが、希望すれば優待代替品として、イオングループの対象店舗などで使えるWAON POINT、もしくはウエルシアグループのドラッグストアやガスト、吉野家などで使えるVポイントを選ぶことができます。
ウエルシアホールディングス ＜3141＞株価・株式情報
優待内容が大幅に変更！Pontaポイントが受け取れる「KDDI」
携帯電話事業やIPS事業などを展開する大手通信企業KDDI＜9433＞。これまでKDDIの優待品はカタログギフトでしたが、2025年度より同社関連サービスの特典の中から、1つを選ぶ方式に変更されました。Pontaポイントのほか、同社関連サービスの特典が選択の対象となります。株主優待は100株以上を保有しており、保有期間が1年以上5年未満の場合は2000円相当、5年以上の場合は3000円相当がもらえます。
KDDI＜9433＞株価・株式情報
※2025年4月1日を効力発生日とする1：2株式分割が予定されていますので、ご留意ください。
優待が新設！PayPayライトマネーが受け取れる「ソフトバンク」
通信、eコマース、インターネットメディアなど、幅広い事業を運営する通信会社SoftBankCorp＜9434＞。2024年10月から株式を10分割し、PayPayライトマネーがもらえる株主優待が新設されています。これは、2025年3月末から2026年3月末までの1年間保有すると、1000円相当が受け取れるという内容です。
SoftBank Corp＜9434＞株価・株式情報
今回は、優待品としてポイントがもらえる銘柄を5つ紹介しました。使い勝手の良いポイントが受け取れるのは魅力的ですね。投資銘柄を探す際の一つの判断材料に加えてみてはいかがでしょうか。
（監修：酒井富士子／経済ジャーナリスト・オールアバウトマネーガイド）
※株主優待に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
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