亀山早苗の恋愛コラム

デートに映画や食事は不要と言い切るアラサー女子が「ラブホだけでいい」と彼に提案したところ

丁寧に練り込まれたデートプランに喜ぶ女性ばかりではない。デートするなら「ラブホだけでいい」と言い切る33歳女性が、“ごく普通のデート”をしたがる彼に本音をぶつけてみたところ……。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

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彼のことが大事だからこそ、なんだけど……

彼のことが大事だからこそ、なんだけど……

ラブホテルに連れて行かれると「私は大事にされてない女なの」と悩む女性もいる中、「おしゃれなレストランで食事とか一緒に映画に行くとか、そういうデートは面倒。ラブホデートだけでいい」と言う女性もいる。 

恋人として大好きだけど

「付き合って2年になる彼がいます。話も合うし楽しいんだけど、毎回、デートに時間をかけるんですよね。休日だと映画に行って、街をぶらぶらして食事してホテルへ行って。彼の家が遠いから、彼は私の部屋に来たがるんですが、来ると泊まりたがるから困る」

チカさん(33歳)はそう言う。2歳年上の彼は、「ごく普通のデート」がしたいと言う。だが彼女は、デートに時間をとられるのがあまり好きではないらしい。

「彼のことは大好きなんですよ。だけどいつも一緒にいたいわけじゃない。私は自由に仕事がしたいから、平日にデートのセッティングをされるのは嫌なんですよ。仕事が終わって、ふっと会いたくなったら会えばいいと思う。ただ、彼は彼で最初からきちんと約束しておいた方が計画的に生活ができるって」

平日デートの「妥協案」

付き合い始めたばかりのころは、そういうことでよくケンカをした。今では、お互い分かっているから言い争いはなくなったが、くすぶるものはあるようだ。

「付き合って1年くらいたってから、ようやく妥協案みたいなのが暗黙のうちに浮かび上がってきました。平日はよほどのことがない限り、ゆっくりデートはしない。例えば私が残業が終わって、ふと会いたくなって彼に電話したとき、彼もちょうど空いているなら『サクッとごはんを食べる』程度のデートはあり。ゆっくりするのは2人の休日が合ったときだけです」

チカさんは土日も仕事になることがあるので、そういうときは前もって言っておく。彼は週末が休みだから、本当は毎週、ゆっくりデートがしたいらしい。

「週末はジムに行きたいし、部屋も片づけたい。食材の買い物もしておきたいし、仕事で必要な下調べもしたい。けっこう忙しいんですよ。実家で親に身の回りのことをやってもらっている彼とは違う。そういうことを言うとまたケンカになりますけどね」

週末を1泊2日で一緒に過ごしたがる彼を、自分がどれだけ忙しいか説明してようやく納得してもらった。

>ラブホを利用するからといって……
 
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