郵便料金が値上がり!これまでの切手やレターパックはどうすればいい?
郵便料金がどれくらい変わるのか、また、これまでの郵便切手やレターパックはどのように利用すればいいのかまとめてみました。
郵便料金はどれくらい上がる?
10月1日から郵便料金が値上げされましたが、すべての郵便物が対象というわけではありません。主な郵便料金の変更は画像の通りです。2024年10月からの主な郵便料金
これまでの郵便切手やレターパックはどうすればいい?
これまでの(旧額面の)郵便切手は、当然、額面通りに利用することができます。レターパックも新料金と差額分の郵便切手を貼り付ければ利用できるので、誤って捨ててしまわないよう気をつけましょう。(例)定型郵便を送るにあたって、84円切手が手元にある場合
新料金110円-84円切手=(差額分)切手26円分が必要
(例)古いレターパックライトを利用する場合
新料金430円-古いレターパックライト370円=(差額分)切手60円分が必要
(例)古いレターパックプラスを利用する場合
新料金600円-古いレターパックプラス520円=(差額分)切手80円分が必要
なお、現在、郵便局ではレターパック新料金とぴったり差額分になる60円切手や80円切手などは販売されていません。郵便物によって切手を数枚組み合わせるか、郵便局の窓口に持ち込んで差額を支払うのがよさそうです。
手数料を払えば交換も可能だけれど……
新料金との差額分のほかに手数料が必要となりますが、新しい郵便切手やレターパックと交換することも可能です。ただし、交換手数料は郵便切手1枚につき6円、レターパックライト封筒1枚につき55円など(いずれも1回当たり交換が100枚未満の場合)、郵便料金に対して安くはありません。
(例)84円切手を110円切手に交換する場合
新料金との差額(26円)+手数料(6円)=32円が必要(1枚あたり)
(例)古いレターパックライトを新しいレターパックライトに交換する場合
新料額との差額(60円)+手数料(55円)=115円が必要(1枚あたり)
郵便料金が不足していると、料金不足で返却されるか、配達の際に受取人から不足分を徴収され、とくに商品などを発送する人はトラブルにつながりかねないので注意しましょう。
また、「ゆうパック」「ゆうパケット」「ゆうメール」の郵便料金に変更はありませんが、「ゆうパケット」「ゆうメール」の受取人払や着払などの手数料は値上がりしています。
郵便料金変更にともなう詳細については、日本郵便の公式サイトをご確認ください。