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インデックスファンドへ約4年間積み立て継続「暴落暴騰があると冷静な判断ができなくなる」41歳・年収550万円男性が決めた方針とは

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は福岡県に住む41歳男性の積立投資エピソードです。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

41歳・年収550万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

暴落
今回は福岡県に住む41歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人、妻(36歳)、長女(6歳)、次男(0歳)

■金融資産
世帯年収:本人550万円、配偶者0円
世帯金融資産:現預金550万円、リスク資産400万円

■リスク資産の内訳
・投資信託:300万円
・日本株:90万円
・暗号資産:10万円

■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:2020年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):2020年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)2020年から
・iFreeNEXT インド株インデックス:2023年から
・ビットコイン:2023年から

積立投資を始めたのは2014年からだという今回の投稿者。

現在も継続して積み立てている銘柄と投資額については、2020年からeMAXIS Slim 新興国株式インデックスに「月1万円」、S&P500とオール・カントリーにそれぞれ「月5000円」、2023年からはiFreeNEXT インド株インデックスに「月6000円」、ビットコインに「月5000円」とのこと。

毎月の積み立て設定の他に、「いずれも不定期に(一部の)売却や追加(投資)」を行ってきたそうです。

運用実績については、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスで「元本31万円→運用益込36万円」、S&P500は「元本35万円→運用益込48万円」、オール・カントリーでは「元本34万円→運用益込45万円」、iFreeNEXT インド株インデックスで「元本2万4000円→運用益込2万7000円」、ビットコインで「元本5万円→運用益込10万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子(※数字は2024年夏場以前のもの)。

「積み立ての設定のみして、入用なときは価格を気にせず切り崩していたため、細かい推移はよく分からない」といいますが、所感としては「コロナが収束した2023年末から急に資産が増えていったように感じる」「オール・カントリーや米国株関連の投資信託も、2022年に一時的に落ち込むも、元の水準に戻ってきた」と語っています。

41歳・年収550万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として「金融や世界情勢などにも詳しくなれる」ことを挙げ、「日本円で貯蓄することもある意味、100パーセント日本円に投資をしているようなものだと、今では理解出来る。資産は円換算で見れば増えているように見えるが、どちらかと言えば資産を守れている、という認識」と説明。

また「積み立てを開始したことで、資産に対する考え方がガラリと変わった。それ以前までは、資産どころか借入があったほどだったが、今では着実に年間100万円ずつは資産を増やすことが出来ている」と振り返ります。

ご自身については「消費についてはとにかく熟考し、見送ることもしばしば」と慎重な部分がある半面、「投資に関しては、暴落暴騰があると冷静な判断ができなくなる」と認識。

実際に「慌てて売却したものほど、たいてい値を戻すし、慌てて買った物ほど値を下げる」というような状況も経験し、「長期目線で戦略を決めて、折れずに続けることが大事だと思うようになった」と現在の方針に至ったのだそう。

今では「長期の積み立ては一度決めたら変更しない」と決めており、「なるべく分散投資する」ことも意識しているといいます。

新NISAについては、「旧NISAの銘柄から、そのまま変更なく利用している」、併せて「今持っている個別株も買い直すことを検討している」と教えてくれました。

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