目標や目的が明確になっていることで、貯金をする意味が理解できますし、貯金を続けるモチベーションにもなります。憧れのホテルに泊まるために貯める、両親に旅行をプレゼントしたい等、小さい目標を持ってみましょう
①先取り貯金を実践している
上手に貯金をしている人の多くは、「先取り貯金」を実践しています。先取り貯金とは、余ったお金を貯金に回すのではなく、あらかじめ貯金する金額を給料日等に給料が振り込まれる口座から貯金専用の口座へ自動振替する設定にしておき積立てていく方法のことを言います。もちろん、自分で直接、給料が振り込まれる口座から貯金する金額を引き出して、自分が決めた貯金専用の口座に移し替えることもあります。
このような方法であれば、あらかじめ預貯金をしているため、貯まりやすくなります。
ただし、いくら先取り貯金であっても、今の生活に支障をきたすような金額を預貯金額に設定してはいけません。無理をしてしまうと、先取り貯金そのものが続かなくなってしまうからです。
先取り貯金の金額は、先取り後の残ったお金で生活できるかどうかを見極めて、決めることが大切です。
②お金の流れを把握している
貯め上手な人は、必ずお金の流れを把握しているものです。逆に、ある程度、収入があるにもかかわらず貯金ができないという人は、お金の流れを把握していないのです。収入があるため、日々の生活費はもちろん、遊興費等も難なく支払うことができますが、使い切ってしまうという人がいます。
せっかく収入があるのに、もったいないですよね?
貯金上手になりたいなら、収入が多い、少ないに関係なく、何にいくら使っているのかのお金の流れを把握することが必要です。
何にどれくらいの金額が使われているのかを振り返れば、無駄だと思う分をおさえることができますし、その分を預貯金に回すことができますよね?
さらに、お金の流れを把握していることで、いつのタイミングでどれくらいの金額が必要になるのかも分かってくるため、それに向けて資金を準備することもできますよ。
③明確な目標・目的を持って貯金している
貯め上手な人は、目標や目的意識をもって貯金をしているということです。貯金をしても続かない、モチベーションが継続しない人は、貯金をする目標や目的があやふやになっているからなのではないでしょうか?目的地が分からなければ、どこへ進んでいいのか分からないと思うのですが、貯金も同じです。マイホームを購入したい、マイカーを買いたい、旅行に行きたい、大学院へ進学したい、留学したい等、自分の目標や目的を明確にすることで、貯金は継続しやすくなります。大きな目標がない人は、憧れのホテルに泊まるために貯める、両親に旅行をプレゼントしたい等、小さい目標でいいので書き出してみましょう。
目標や目的は複数あると思いますので、目的別に預貯金をしてもいいですね。大切なのは、夢を叶えるために貯めている、という状態に満足できるかどうかです。自分が満足できていれば、貯金への前向きなモチベーションを維持することができるでしょう。