その中から、今回は16通りの使い道が描かれた「いつものもしも ハンカチ」をご紹介します。
無印良品「いつものもしも ハンカチ」とは?
「いつものもしも ハンカチ」は、無印良品が防災グッズとして発売したハンカチです。価格は税込490円。サイズは52×52センチで、ハンカチというよりはバンダナに近いサイズとなっています。素材はオーガニックコットンです。「いつものもしも ハンカチ」は単品でも販売されていますし、「いつものもしも携帯セット」(税込690円)、「いつものもしも持ち出しセット」(税込2490円)、「いつものもしも備えるセット」(税込3490円)のセットにも入っています。
「いつものもしも ハンカチ」16通りの使い道とは?
実はさまざまな使い道があるハンカチ。「いつものもしも ハンカチ」には、「ハンカチ活用法」として、災害時などに使える16通りの使い方がイラストつきで描かれています。- ハンカチ
- ふきん
- 包帯
- テーブルクロス
- フィルター
- ふろしき
- シート
- マスク
- バンダナ
- ハンマー
- 止血
- 伝言メモ
- 旗
- ナプキン
- ゲーム
- その他
16に「その他」とあるように、その使い道は16通り以上です。これらの用途の中から一部、具体的な使い方をご紹介します。
大きめサイズだから1人でも巻ける! 「止血や包帯」として
「いつものもしも ハンカチ」に描かれている例では3の「包帯」、11の「止血」を兼ねた使い方で、けがをした部分に使うことができます。大きめのサイズなので、手に巻く場合でも口を使えば1人で巻くことができました。コットン素材なので、滑ることなくキュッときつく結ぶことができます。
実は有効な手段! 「旗」として使う
災害時に孤立してしまった場合など、空から見てもわかるように旗を立てておくことは有効な手段です。棒に「いつものもしも ハンカチ」の角を結びつけることで、簡単に旗にすることができました。赤のハンカチなので、遠くからでも分かりやすそうですね。「ハンマー」も作れる
閉じ込められて脱出したいとき、ガラスを割る用途などに使えるハンマーを作ることもできるのです。何か硬いものを用意し、ハンカチの中央に置きます。中に入れた物の大きさにもよりますが、ハンカチの対になる2つの角を結んで中に入っている物を固定し、残った2つの角は上のほうで結んで長さを出せば、遠心力が大きくなりパワーが出ますよ。
「マスク」にもなる
ハンカチを使ってマスクを作ることも可能です。ハンカチのみを使う作り方と、ゴム2本とハンカチを使用する作り方があるので、それぞれご紹介します。▼ハンカチだけでマスクを作る 「いつものもしも ハンカチ」だけでマスクを作る場合は、頭の後ろで結ぶための長さがほしいので、三角に折ってから細くします。3つ折りか4つ折りくらいがちょうどいいサイズでしょう。この状態で口に当て、頭の後ろで結ぶことでマスクとして使うことができます。
コットン素材なのできつく結ぶこともできますが、結んでいるだけなので長時間経つとずれてきてしまうこともあります。
▼ゴム2本とハンカチでマスクを作る ゴムがあるとより使いやすくなります。大きめの輪ゴムかヘアゴムなどがおすすめです。「いつものもしも ハンカチ」を4つ折りにし、顔の横幅に合わせた場所にゴムを通します(画像の上から2番目の状態)。あとはゴムのある部分で両端のハンカチを内側に折り込んで完成です。
いつやってくるか分からない災害。ハンカチ1枚でも災害時にさまざまな使い道で役立つことが分かりますね。災害時に即座にハンカチを活用するためにも、無印良品の「いつものもしも ハンカチ」を持っておくのもいいのではないでしょうか。