預金・貯金

定期預金も普通預金も同じ金利0.1%の場合、どちらに預けたらいい?

お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、普通預金と定期預金についてです。専門家に質問したい人は、フォームから応募をお願いします。

飯田 道子

飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術 ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

金融機関勤務を経てFP資格を取得。 各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっています。 どの金融機関にも属さない独立系FPです。

プロフィール詳細執筆記事一覧
お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、普通預金と定期預金についてです。専門家に質問したい人は、フォームから応募をお願いします。

Q:定期預金も普通預金も同じ金利0.1%の場合、どちらに預けたらいい?

「定期預金も普通預金も同じ金利0.1%の場合、どっちに預けたらお得ですか? 定期預金にしておいたほうがいいですか?」(匿名希望)
大切なことは、いつ使うお金なのかを確認しておくことです。すぐ使うお金であれば、定期預金よりも普通預金が良いですし、使う予定がないなら定期預金が良いでしょう

大切なことは、いつ使うお金なのかを確認しておくことです。すぐ使うお金であれば、定期預金よりも普通預金が良いですし、使う予定がないなら定期預金が良いでしょう

A:自分のライフスタイル等にあわせて商品を選ぶと失敗は少なくなります。

定期預金と普通預金が同じ金利だと、どちらを選べば良いのか悩んでしまう人もいることでしょう。どちらも元本保証されている商品ですので、余計に悩んでしまうかもしれませんが、金利だけでなく、商品の特徴を考慮して選ぶことが大切です。

~定期預金の特徴~
・預入期間が決まっている。
・定期預金の種類によっては中途解約できない。
・総合口座にセットすると、口座貸越をすることができる。
・キャンペーン期間に預け入れるとプレゼントが貰えることがある。
・その他。

~普通預金の特徴~
・預入期間が決まっていない。
・いつでも好きな時に引き出すことができ出し入れ自由なため、お財布代わりに利用することができる。
・給与振り込みやカード払いなどの決済口座として利用できる。
・その他。

自分のライフスタイルや預け入れるお金の特徴から商品を選ぶ

定期預金と普通預金の最大の違いは、現金化できるスピードの違いです。そのため、ライフスタイルや預け入れるお金の使い道をもとに、どちらの商品を選べば良いのか考えると失敗しません。

具体的には、すぐに使う予定があるなら普通預金が良いですし、できるだけ下ろしたくない、貯めたいと考えているなら定期預金が良い等があります。

~定期預金がおすすめのケース~
・取り崩すことなく、お金を貯めたい。
・すぐに使う予定のないお金がある。
・決済が多く、当座貸越を利用する場合がある。

~普通預金がおすすめのケース~
・すぐにお金を使う予定がある。
・日々の生活費、決済口座として利用したい。
・仕事柄、急な出費をしなければならないことがある。
・他の金融商品でお金を貯めている。

上記のケースはおすすめの一例です。商品の特性を知り、商品を選んでみてはいかがでしょうか。

※専門家に質問がある人はこちらの応募フォームからお願いします
 
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/10/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます