邸宅設計の一つのスタイルを表現した「BF GranSQUARE」
それでは、実際に邸宅設計を見ていきましょう。邸宅設計の思想やイメージを具現化した商品「BF GranSQUARE」のカタログには、邸宅設計の魅力がつまったプランの実例が掲載されています。
満田「まず、プライベートである室内と外をつなぐ、豊かな空間使いをご覧ください。キッチンなどすべての設えのグレードが高いことも確認いただけます。
また、外で外気浴をしたい、サウナやトレーニングルームがほしい、ゴルフがしたいなど、個人の趣味や嗜好に合わせた設計も行います」
普遍的で本質的な美しさを追求しながら、個人の価値観に寄り添う提案をするのが、邸宅設計のデザインポイントとなるものです。
矢作「住む方に、特別な感動や満足を感じていただくことが最も大切です。そのために素材を吟味し、思い出の風景を具体的に再現するなど、多種多様な手法を取り入れています」
満田「従来は、豪華な部屋をつくってゲストに披露したい……という方も多いものでした。今は、自分がその空間で何ができるか、どう過ごせるかを重視する方が増えていると感じています。例えばフィットネスをするのであれば、お気に入りの空間で気持ちよく運動できることを邸宅に求めるといった具合です」
これまでの住友林業の常識や枠を超える、新しい対応力
満田「邸宅設計では、LDKが20畳ほしいというような、数値化されたご要望を満たすプランニングを行うだけではありません。例えば旅先で気に入った景色や、森林浴が好き、といったエピソードから、その方が気持ちいいと思う空間を再現し、家にフィットさせるご提案をしています」
趣味や嗜好は個人によって異なるもの。一邸ごとの打ち合わせは、お客様の理解を深め、パーソナルな価値観を引き出して寄り添うことが、デザイナーには求められます。
矢作「お客様の思いをキャッチして形にするには、これまでの住友林業の常識や枠を超えないといけない場合も。部材や設計・技術など、チームとして多方面で情報を得て、感性を上げていく必要があります」
それが実行できる精鋭のチーフデザイナーは現在110名を超え、全国各地に配置されています。育成に力を入れてきた成果であり、今後もデザイナーの育成には力を入れていきます。
林「言われた通りのものをつくるだけでは、邸宅設計としては足りません。お客様の想像のさらに上をいくことが必要で、最初のプレゼンテーションでいかに感動していただくか。それには提案や表現の能力が不可欠で、あらゆる方面での力が重要となってきます」
何気ない会話から、理想の我が家を導き出す
矢作「邸宅設計で家を建てたいという方は、まず何をすればいいか迷うかもしれません。最初は雑談のように、会話を楽しんでください。ほんの小さな“好き”のエピソードが、大きなヒントになることもあります。その会話の中から得られたものが、ご自身の心の豊かさや満足感につながるはずです」
林「一見何でもない言葉を家づくりにどう活かすかは、どうぞ私たちにご期待ください。邸宅設計を実現した展示場も増えていますので、足を運んでいただくのもお勧めです。その場所で何をして過ごすか想像しながら、室内のしつらえや空間の演出を見学してみてはいかがでしょう」
豪華な家を建てたのでもう充分という時代は終わり、これからはあなたのためだけの、世界にひとつしかない理想の家づくりへ。無料カタログもご用意していますので、邸宅設計の実例やその魅力をぜひご覧ください。
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