妻のSNSをのぞいてみると……
また、三田さんが毎日のように更新しているSNSも、芝翫さんとしては「要らぬトラブルを招くからやめてほしい」と言っていたとか。
最近では、三田さんがある日突然、下着のコレクションをアップしたことをきっかけに、夫の不倫問題と絡められて炎上する事態にもなった。一般的にいっても、夫から見れば妻のSNSは自分のことを何か暴露されるのではないか、読んだ人があらぬことを想像するのではないか……などと気にかかるものなのかもしれない。
夫にとって、妻のSNSは気がかりな存在
「僕からみると、何のためのSNSなのかなと思うんです」そう言うのはシュンジさん(45歳)だ。彼は「ごく普通の」サラリーマン、小学生のふたりの子がいて、生活は決して楽ではない。ローンを組んで中古マンションを購入、妻のカナさんは近くの工場でパート勤めをしている。
「これから子どもたちの学費がますますかかるようになる。子どものしたいことはさせてやりたい。たいしてない貯金を、それでも少し投資に回したりして、なんとか増やそうとしながら、ふだんは倹約の日々です」
妻の友人に聞いた“身に覚えのない”我が家の日常
1年ほど前、彼は会社近くで同世代の女性に声をかけられた。妻の友人のナオミさんだった。会ったのは新婚当時に数回だが、カナさんの話にナオミさんはよく登場する。独身のキャリアウーマンで、「ひとりで自由に海外旅行したりして羨ましい生活よ」ということだったが、誘われてランチをともにしてみると、彼女がそれほど独身生活を謳歌しているわけではないことがわかったという。「お父さんが亡くなってお母さんと同居を始めたのはいいけど、その直後にお母さんが病気になり、入院生活が長引いたら認知症になりかけているんだそうです。今も同居しているけど、この先どうなるかわからないと不安そうでした。妻が言うほど彼女は自由ではなかった。人にはいろいろ事情がありますよね」
そのとき、ナオミさんから「お宅のほうがよっぽど幸せよ」と言われたそうだ。タワマンに住んで、優秀な子どもたちは中学受験をするんでしょ、お嬢さんはピアノやバレエを習ってるそうじゃない。カナはアパレル関係でフリーのデザイナーとして頑張ってるって。そう言われて、シュンジさんは誰の話なのか戸惑った。
>ナオミさんから聞いた話に驚いた