「UCC BLACK無糖」発売から30年!
6月10日は「BLACK無糖の日」。UCC上島珈琲がブランドの認知拡大のため、6月10日の「む(6)・とう(10)」という語呂合わせから、記念日として2023年に制定しました。
「UCC BLACK無糖」の発売は1994年。それまで缶コーヒーはミルクと砂糖が入った商品が主流で、無糖のブラックコーヒーはマイナーな存在でしたが、「UCC BLACK無糖」がヒットしたことにより他社も追随し、どのメーカーもブラックコーヒーを当たり前に販売するようになりました。
今回、6月10日の「BLACK無糖の日」にちなんで、All About編集部では「好きなブラック缶コーヒー」に関するアンケート調査を実施。
ブラックの缶コーヒー(ボトル缶・ペットボトルも含む)という限られた対象範囲でしたが、早々に全国男女500人から投票やコメントが集まり、興味深い結果となりました。
それではさっそく、第2位から投票いただいた方のコメントとともに見ていきましょう!
第2位:BLACK無糖(UCC)
第2位は、UCCの「BLACK無糖」です。「BLACK無糖の日」きっかけで調査した本アンケートでしたので、ランクインしていてやや一安心という感もありました。
無糖のブラックコーヒーとしては、やはり定番の品ですね。発売当時に放送されたテレビCMのナレーションでは「原材料、コーヒー。以上」と、コーヒーだけしか入っていないことをアピールしていました。
「昔から売っている」「スッキリとした味」「苦味がしっかりあっておいしい」など、ロングセラーであることや、コーヒー専門メーカーならではの製品への信頼感がみなさんのコメントからもうかがえます。昔からの愛飲品で、苦さの中に深みがあるから(30代・男性)
有名で自動販売機で売っている可能性が高い。すっきりした味わい(40代・男性)
ブラック派で缶コーヒーは不味くて苦手だったのですが、これはおいしい(40代・女性)
黒を基調にデザインされたシンプルですっきりしたパッケージにひかれ、いつも選んでいます(30代・女性)
近ごろの缶コーヒーはどれもおいしいのですが、UCCのBLACK無糖はさっぱりとした味わいで、後味の余り残らないところが気に入ってます(50代・女性)
続いて第1位!
第1位:ボス 無糖ブラック(サントリー)
第1位はサントリーの「ボス 無糖ブラック」でした。ボス自体は1992年の発売ですが、当初のラインナップに無糖のブラックコーヒーは存在せず、「無糖ブラック」は7年遅れの1999年に発売されました。
1992年の発売当時から変わらない「パイプをくわえたボス」のイメージイラスト、万人受けする味の良さ、スーパー、コンビニ、自販機とどこでも売っていることを挙げているコメントが多かったです。
最近はスマホゲームやアニメのキャラクターがプリントされた缶が何パターンも販売されているので、コレクション目的で購入されている方も多いのではないでしょうか。サントリーが好きだから。売っている場所が多いから(30代・女性)
コクや香りなどコーヒー感がしっかりありながら、すっきりとしたクセのない味わいだから(40代・男性)
コーヒーの風味が程よく一番飲みやすいです(20代・男性)
パッケージがかっこよく、信頼性を獲得している(50代・男性)
コクとキレのバランスがよく軽いテイストながらしっかり味が口の中に残るからです(50代・女性)
コーヒーは「ミルク&砂糖の全部入り」から「無糖」へ
かつてブラックコーヒーは缶コーヒーブランドの中では傍流で、どこにでも売っているような商品ではありませんでした。しかし現在は、コンビニの冷蔵庫を見てもコーヒー飲料の3分の1くらいがブラックコーヒーの商品です。同じメーカーやブランドから複数種類のブラックコーヒーを発売しており、今回のランキング結果に登場した商品も、みなさんよくご存知のものばかりでしょう。いまやコーヒー飲料は、ブラックコーヒーが主流になったと言えるのではないでしょうか。
>あなたの好きな「ブラック缶コーヒー」は? 10位までのランキング結果を見る
<参考>
毎年6月10日は「BLACK無糖の日」(UCC)