お金持ちが好むレジャーの共通点
アメリカ労働統計局が発表したAmerican Time Use Surveyによると、お金持ちとそうでない人は、気晴らしの仕方が違うのだそうです。お金持ちが好む一方、そうでない人が好まなかったレジャーは、
・ゴルフ
・ラケットスポーツ
・ソフトボール
・ランニング
・有酸素運動機器の利用(ランニングマシン等)
・バレーボール
・ヨガ
・ボート
などがありました。
逆に、お金持ちが好まない一方、そうでない人が好んだレジャーは、
・テレビ
・ラジオ
・タバコ
・ビリヤード
・ギャンブル
・サッカー
・ゲーム
などがありました。
お金持ちが好む趣味の中には、「お金持ちじゃないとできない」ものもいくつか含まれていました。たとえば、筆者はゴルフやラケットスポーツ、ボートなどは「お金がかかりそうだなー」と感じました。
同じく、お金持ちでない人が好む趣味の中には、「お金がないからやむを得ず」というものもある気がします。テレビやラジオ等は「お金のかからないレジャーだな」と感じました。
こうした点を割り引いたうえで、お金持ちが好むレジャーや、避けるレジャーには、何か共通点があるのでしょうか?
お金持ちが避けるレジャーの共通点
まず、お金持ちが避けるレジャーには「受動的」なものが多く含まれていると感じました。たとえば、テレビやラジオがそうです。自分で何かを選ぶというより、「流れてきたものを受動的に見たり聞いたりする」ものです。また、お金持ちはタバコ・ギャンブルといった「依存性のあるもの」も避けるようです。この理由は言わずもがなで、手を出すと日頃のパフォーマンスが落ちてしまうからでしょう。
お金持ちが好むレジャーの共通点
逆に、お金持ちが好むレジャーには、少なくとも自分のパフォーマンスを落とすような悪影響がありそうなものはありませんでした。むしろ、ストイックに自分を鍛える「ランニング」などのものが多い気がします。また、お金持ちがヨガを好むことも興味深いです。筆者はよく仕事の休み時間に「瞑想」をするのですが、瞑想をすると短時間で頭がスッキリします。じっとしているだけで何をするわけでもなく「退屈」な印象もありますが、ゆったりとした時間を過ごすことで、忙しくて乱雑になった頭の中を「整える」効果がある気がします。
お金持ちが好むレジャーの共通点を一言でまとめるならば「自分を高めることができる」点に尽きるのではないでしょうか。
参考
Desjardins, J. (2019, March 11). Here’s how Americans spend their time, sorted by income. Visual Capitalist