シンプルで歩きやすい栄の地下街
名古屋の街歩きに欠かせない地下街。ここでは栄の地下街の特色や、オススメのグルメ、スイーツ、グッズなどをピックアップしていきます。
名古屋駅と比べて分かりやすい栄の地下街
栄は市内随一の繁華街であり、シンボルの
名古屋テレビ塔が中心部にそびえ立ち、百貨店をはじめとした商業施設も集中しています。地下街は、地上の主要スポットを結ぶ格好で、
「セントラルパーク」、
「栄 森の地下街」、
「サカエチカ」の3つのストリートが縦横に通っています。
北側にまっすぐ伸びるのがセントラルパーク、中心部が栄森の地下街、西側がサカエチカとエリア分けされ、複雑に交錯する名古屋駅の地下街と比べるとシンプルで分かりやすい構造となっています。
レディスファッション&グルメが充実 「セントラルパーク」
通路が広く、広々とした印象のセントラルパーク
地下鉄栄駅~久屋大通駅の間を結び、南北にまっすぐ伸びているのが
セントラルパーク。地元っ子の間では
“センパ”の愛称で親しまれています。地上ではテレビ塔を囲む緑豊かなセントラルパークが広がり、その下がまるごと地下街のセントラルパークとなっているのです。
オープンエアの開放感が地下とは思えない「オアシス21」。広場をぐるりと囲んで飲食店や物販店がある
周辺の
「オアシス21」(水を張った宇宙船型の天井がランドマークとなっている地下の商業空間)、
アーバンネット名古屋ビル「ブロッサ」(地下と地上に飲食店がある商業&オフィスビル)、
アネックス(東急ハンズがキーテナントの商業ビル)などとも直結するので、ショッピングや食事の選択肢には事欠きません。
「カフェ アヴァーブ」。こんなおしゃれなカフェにも隠れ名古屋メシが!
ショップラインナップは、ファッションビルがそのまま地下の通りに移されたかのよう。106のテナントのうち75店舗がファッション系で、その大半をレディスが占めています。
18店舗ある飲食店もおしゃれなカフェや洋食系が目立ちます。名古屋メシ専門店はありませんが、あんかけスパゲティや鉄板ナポリタンなどの名古屋メシメニューを一部取り入れているお店がいくつも見つかるのが面白いところです。
「鉄板のナポリタン」850円。ランチタイムは880円で惣菜、スープ、ドリンクが付く
「カフェ アヴァーブ」もいかにも女性好みのおしゃれなカフェですが、名古屋喫茶の定番グルメ、鉄板のナポリタンが屈指の人気メニュー。ケチャップ味のスパゲティと熱々の鉄板の上に流し込んだ玉子という、ちょっとお子様メニュー的なB級感に、初めて食べる人も不思議な懐かしさを感じられるんじゃないでしょうか。
「プレミオ バイ アビステ」のキラキラボールペン7980円~。他、キラキラの名刺入れ、ライターなどもあり
名古屋嬢御用達のアイテムとして人気なのが、
「プレミオ バイ アビステ」のキラキラグッズ。クリスタルを散りばめたカラフルでゴージャスなアクセサリーなどが数々そろっています。
一見、女子高生のデコ電(デコレーション携帯電話)っぽいですが、高品質のクリスタルを使用し、お値段も少々お高めなグッズ類は、あくまでゴージャス&エレガント。20代後半~30代のキャリアミセスやセレブマダムなど、大人の女性たちに人気なんだそうです。
キラキラテディベア。ネックレス6720円など
プレミオは東京・青山に本店があり、全国各地に店舗がありますが、キラキラ系グッズは名古屋女性に特にウケがよいとか。とりわけ、ボールペンやミラー、バッグハンガーなど、常に持ち歩けるアイテムの人気が高いと言います。名古屋嬢必携のキラキラグッズ、名古屋みやげにおひとついかがでしょうか。
■ その他、名古屋メシが食べられる飲食店
・「とんかつの藤」……みそカツ
・「洋食屋開明軒」……あんかけスパゲティ
・「カフェ&レストラン カトレヤ」……みそカツ、鉄板ナポリタン