メルカリにはこの春大学に進学したばかりの大学生ユーザーもいるでしょう。生活費や旅費などの支払いにメルカードを使えたらよさそうですが、大学生でもメルカードを作ることはできるのでしょうか? この記事で解説していきます。
メルカードは大学生でも作れる?
結論から言うと、大学生でもメルカードを作ることはできます。メルカリのアカウントを保有している18歳以上であれば申込が可能です(18歳以上の高校生は卒業年の1月1日以降に申込可能になります)。筆者の大学生の娘もメルカリユーザーだったので、メルカードを作りました。申込の後、審査がありましたが問題なく通過しています。
メルカードならではのメリットとは
メルカードは決済手段としてさまざまなシーンで利用できますが、他にも次のようなメリットがあります。■ポイントが貯まる
メルカリ内での買い物にメルカードを使えば、ポイントが1~4%の間で還元されます(還元率はユーザーによって異なります。メルカリ以外での買い物に利用する場合は1%還元です)。普段からメルカードを使っていれば、ポイ活にもなりますよ。
■万が一紛失しても、メルカリアプリで瞬時に利用を停止できる
クレジットカードを紛失した場合、すぐに利用停止の手続きをとる必要があります。一般的にはカード会社に電話するか、オンラインで手続きをしますが、急を要する状況で連絡先が分からないと焦ってしまいますよね。
一方、メルカードならメルカリアプリから瞬時に利用を停止することができます。紛失した時の焦りや不安を軽くしてくれるカードといえるでしょう。
■メルカードが使われたら、すぐに通知が来る
一般的なクレジットカードは、利用日の翌日や数日後に通知がくる場合が多いですが、メルカードは使った直後にスマホに通知が来ます。 もし他人に不正利用されたとしても直後に通知が来るので、おかしいと思ったらすぐに利用を停止することができます。
■「利用限度額」を自由に設定できる
もう1つ、メルカードの特徴に「利用限度額を自分で決められる」ことがあります(限度額の上限はメルカリの利用実績で決まるので、ユーザーによって異なります)。
例えば「普段はそれほどクレジットカードを使わないから3万円にして、旅行をするときには5万円まで引き上げよう」という使い方ができるのです。利用限度額は最小5000円で、以降は1万円、2万円……と、1万円単位で設定が可能です。上限は50万円となっています。
メルカードの利用で注意したいこととは
利用限度額を自由に設定できるのは便利ではありますが、注意したい点もあります。というのも「利用限度額は3万円」などと親子で決めていたとしても、子どもが自分で限度額を引き上げてしまうことも可能だからです。「メルペイ残高」や貯金がないのに高額な買い物をしてしまい、親が気づいたときには滞納していた、なんていうことも起こり得ます。
18歳から成人扱いになったとはいえ、仕事に就いていない学生のうちは親もクレジットカードの管理に関与した方がよいのかなと筆者は考えています。子どもからすれば迷惑な話かもしれませんが、トラブルを未然に防ぐためには親子でカードの使い方をしっかり考えていくことも大切なのではないでしょうか。