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行間を詰めるには? |
Wordで文書作成をしている際に、フォントサイズを変更するとやけに行間が開いてしまうことがあります。また、吹き出しやテキストボックスに入力をしていると行間が開きすぎて、うまく枠内に収まらないこともあります。これらの問題は、行間の設定ができれば解決するのです。それでは、今回は行間の設定方法をご説明しましょう
【INDEX】
1ページ目・・行間とは
2ページ目・・行間を詰める方法(グリッド線に合わせない)
3ページ目・・行間を詰める方法(固定値の設定)
行間とはまずは「行間」の説明から。
そんなの知ってるよ。行と行の間のことでしょ?と誰でも思うことでしょう。でも、Wordの「行間」はちょっと違うのです。
下図を見比べてください。
この図の示している通り、Wordの「行間」は、「文字サイズ+間のスペース」のことなのです。通常の行間に、文字サイズ分を追加したものと考えるとわかりやすいでしょうか。
フォントサイズを変更するとなぜ行間が開くのかこの問題は、実はWordで設定されている「グリッド線」と密接な関係があります。このことに関しては、「Wordの使い方」ガイドの井上さんがわかりやすく説明しています。
▼Wordの使い方ガイド記事
なぜ行間が広がる?(2003/2007)
では、さらに、グリッド線の設定は、どこでわかるかと言うと、「ページ設定」ダイアログボックスを表示してください。「文字数と行数」タブの「行数」欄にある「行送り」がその設定をしています。初期では「18pt」になっていますね。Wordの初期設定では、フォントサイズは「10.5P」ですのでスペースと合わせて「14P弱」で行間はよいはずなのですが、やはりWordの初期設定でA4用紙には、「36行」入力できる設定になっているので、調整され、「行送り」(グリッド線の幅)が「18P」に設定されているのです。
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