ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
48歳・年収240万円自営業女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は愛媛県に住む48歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:240万円
金融資産:現預金250万円、リスク資産110万円
■リスク資産の内訳
・iDeCo:60万円
・NISA:50万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・つみたて新興国株式/NISA:2020年から
・つみたて8資産均等バランス/NISA:2020年から
・コモンズ30ファンド/NISA:2020年から
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)/iDeCo:2023年から
2020年から約4年間、NISAを利用して複数の商品に分散して積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は、つみたて新興国株式に「月2000円」、つみたて8資産均等バランスに「月4000円」、コモンズ30ファンドに「月4000円」を積み立てしているとのこと。
現在の運用実績は3商品で「元本約45万円→運用益込約58万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子です。
「NISAは最初からマイナスはなく、少額ながら少しずつ上がっていて、現在は元本の20%増えている」と投稿者。
元は会社員だったそうですが、2023年に退職してからは企業型確定拠出年金(企業型DC)からの移管でiDeCoも利用していて、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)に「月2500円」の積み立てをしているそう。
約9カ月経った現在の運用実績は「元本約58万円→運用益込約60万円」とこちらもプラスのリターンが得られているようです。
「マイナスの時期はなく、プラス3万円ほど。半分元本保証型で、投資分はNISAより少し元本が多い。iDeCoに移管して1年経っていないこともあり、まだ0.05%しか増えていない」と説明されています。
48歳・年収240万円自営業女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「定期預金の満期分が返ってきた時、金額はNISAやiDeCoより大きいのに利子が少なすぎてガッカリした。投資を始めたことによって、預金がリスクだと理解することができた」とコメント。確定拠出年金に関しても、「(会社員の)仕事を辞めた時、iDeCoの積立(への移管)をやめるか悩んだが、最低額でも続けていて良かった」と実感したそう。
収入は「推し活に使いまくっている」そうですが、「給料(収入)が上がった分はなかったものとしてNISA、iDeCoに入れている」とご自身でルールを守りながら趣味を楽しまれている様子です。
これから積立投資を始める人には、「お金を引き出す時期をずっと先に設定して、それまでは一切触らないこと。ただし、購入商品は定期的に見直す」のがお勧めとのこと。
新NISAについては、「毎月1万円の積立のうち、つみたて投資枠6割、成長投資枠4割となっている。商品見直しを検討中で、証券会社も変更するか迷っている」と語られていました。
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