節約

意外と知らない「キッチンスポンジの交換サイン」 捨て時はいつ? 古いものを使い続けたらどうなる?

毎日使うキッチンスポンジの交換目安が分からないという人もいるのではないでしょうか。衛生的にキッチンスポンジを使うために知っておきたい、交換時期や日々のメンテナンス方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約・家事・100円ショップガイド

キッチンスポンジ

交換時期を知っておきたいキッチンスポンジ

電池切れのように、使えなくなる状態がはっきり分かるわけではないので、捨て時が分かりづらいキッチンスポンジ。ズルズルと使っているけどいいのだろうかと、不安に思いながら使い続けている人もいるかもしれません。

今回はそんなキッチンスポンジの交換時期の目安についてご紹介します。
 

キッチンスポンジの交換サイン

はじめに結論から。キッチンスポンジを交換するべき目安をご紹介します。
  • キッチンスポンジの泡立ちが悪くなってきた
  • キッチンスポンジがボロボロになってきた
  • 目で見てキッチンスポンジに汚れがついているのが分かるようになってきた
これらの状態になったら、キッチンスポンジの交換時です。
左:新品のキッチンスポンジ 右:1カ月使ったキッチンスポンジ

左:新品のキッチンスポンジ 右:1カ月使ったキッチンスポンジ

100円で数個入っているものもあれば、1個400~500円するものもあるキッチンスポンジ。商品のクオリティによって使える期間は変わってきますが、一般的な食器の量を洗っていて、交換の目安となる状態になるのは、安価なもので2週間程度、しっかりしているもので1カ月程度です。
 

交換時期を超えて使い続けたキッチンスポンジはどうなる?

キッチンスポンジには、つけた洗剤の泡立ちをよくする、食器の汚れを落とす、という役割があります。そのためスポンジの中には細かい空洞があり、そこに食べかすなどが詰まるとカビが発生する可能性があります。食事に用いるものを洗うキッチンスポンジは、日々衛生的な状態を保つようにしなければなりません。
 

キッチンスポンジを衛生的に保つためには?

キッチンスポンジを衛生的に保つための日々のメンテナンスを、3ステップでご紹介しましょう。

1. 水を入れたボウルなどの中に使い終わったスポンジを入れて、何回か揉みます。こうすることで、スポンジの中に入っている食べかすなどが出てきます。このステップを踏まないと、何をやっても雑菌が繁殖してしまいます。

2. スポンジの耐熱温度を確認し、100度くらいまで対応できるようであれば、90~100度くらいのお湯をサッとかけます。

3. 雑菌を繁殖させないために、しっかりと水を切ることも重要です。またスポンジを置く場所も清潔にしておかなければなりません。
スポンジの水はしっかり切り乾燥させる

スポンジの水はしっかり切り乾燥させる

 

使い切りタイプや抗菌防カビ加工など、ライフスタイルに合わせて選んで

家族そろって毎日3回の食事を家で食べるなど、家で食事をする回数や人数が多ければ、洗う食器の枚数も多くなります。しかし、食器洗い乾燥機が普及している今、スポンジで食器を洗う回数が減ったという人もいるでしょう。キッチンスポンジは、ご家庭のライフスタイルにあわせて選べばOK。
ニトリ「毎日とりかえキッチンスポンジ」

ニトリ「毎日とりかえキッチンスポンジ 30個入り」税込299円

最近では、使い切りタイプのスポンジもあります。ニトリの「毎日とりかえキッチンスポンジ」は、薄手のスポンジが30個入って税込299円。食器を洗い終えた後、シンクを掃除して取り替えるというのも良いでしょう。キッチンスポンジの交換時期の心配もなくなります。
「亀の子スポンジ」

「亀の子スポンジ」1つ税込374円

また、亀の子束子(たわし)から発売されている「亀の子スポンジ」は、1つ税込374円と少しお値段は張りますが、銀イオン系抗菌剤や有機系防カビ剤がスポンジに練り込まれている抗菌防カビ効果の高いスポンジです。
 
食器を洗うキッチンスポンジだからこそ、交換の時期を見逃さないようにして、いつでも清潔な状態を保ちたいですね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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