この記事では、らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の各配送方法を使い分ける際のポイントを解説していきます。
1. 発送できる場所で使い分ける
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便は、発送できる場所に違いがあります。■コンビニから発送する場合
・らくらくメルカリ便:セブン-イレブンまたはファミリーマート
・ゆうゆうメルカリ便:ローソン
■その他の場所から発送する場合
・らくらくメルカリ便:ヤマト運輸の営業所
・ゆうゆうメルカリ便:郵便局(ゆうゆうメルカリ便のうち、「ゆうパケットポスト」「ゆうパケットポストmini」を使う場合は郵便ポストへの投函も可能)
自分がアクセスしやすい場所から発送できるかどうかで配送方法を選ぶこともできます。
2. 送料の違いによって使い分ける
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便では送料も違います。同じくらいのサイズの荷物なら、送料に着目して配送方法を使い分けるのもよいでしょう。例えば、らくらくメルカリ便の「ネコポス」とゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」は同じくらいのサイズですが、送料は前者が210円、後者が230円です。少しでも送料を抑えたいなら、らくらくメルカリ便の「ネコポス」を選ぶ方がお得です。 ただ、ゆうゆうメルカリ便には「ゆうパケットポストmini」もあります。20円の専用封筒が必要で、サイズは21.1cm×16.8cm(内寸)以内、ポスト投函ができることが条件ですが、送料は160円で済みます。「ゆうパケットポストmini」が使える場合は、こちらで送るのがおすすめです。
3. 荷物のサイズによって使い分ける
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便はさまざまな荷物の配送に対応していますが、いずれも配送可能なサイズが定められています。荷物のサイズによって各種配送方法を使い分けるとよいでしょう。■小型の荷物を送る場合
・荷物の「厚さ」によって使い分ける
らくらくメルカリ便の「ネコポス」とゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」「ゆうパケットポスト」は、厚さに違いがあります。
「ネコポス」や「ゆうパケット」は厚さ3cmまでと定められていますが、ポスト投函ができる「ゆうパケットポスト」は郵便ポストに入りさえすればOK。ポストの投函口は3cm以上になっていることもあるので、「ちょっと厚みが出てしまったな……」というときにはゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケットポスト」で送るのがおすすめです。
・荷物の「形」によって使い分ける
らくらくメルカリ便の「ネコポス」とゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」は、縦横の長さに違いがあります。「ネコポス」は最大縦31.2cm×横22.8cmまでですが、「ゆうパケット」は3辺の合計が60cm以内、長辺が34cm以内ならOKなので、仮に横幅が28cmであっても縦が32cm以内なら発送が可能です。幅があるものはゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」で送るなど、荷物の形によって使い分けるといいでしょう。
■小~中型の荷物を送る場合 らくらくメルカリ便の「宅急便コンパクト」とゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケットプラス」は、商品の高さ(=厚さ)によって使い分けられます。
「宅急便コンパクト」で送れるのは高さ5cmまでの荷物ですが、「ゆうパケットプラス」は7cmまでです。2cmの違いは大きいですよね。5cm~7cmの高さがある荷物はゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケットプラス」で送るとよいでしょう。
■中~大型の荷物を送る場合
らくらくメルカリ便の「宅急便」とゆうゆうメルカリ便の「ゆうパック」は、重さによって使い分けられます。宅急便は荷物のサイズと重さで送料が変わりますが、「ゆうパック」は荷物のサイズで料金が変わる一方、重さは一律25kgまでとなっています。
例えば荷物のサイズが60サイズ(3辺合計で60cm以内)で重さが20kgあった場合、「宅急便」なら1450円(※)、「ゆうパック」なら750円です。この場合は「ゆうパック」で送る方がお得ですね。
※「宅急便」では、60サイズの荷物でも重さが20kgあれば「140サイズ」として扱われるため
■大型(170サイズ超え)の荷物を送る場合
家具や家電などを梱包して170サイズ(3辺合計で170cm以内)を超えてしまう場合は、らくらくメルカリ便の「宅急便」を使うことになります。ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパック」は170サイズまでしか送れませんが、「宅急便」は180~200サイズにも対応しているからです。
4. 集荷依頼できるかどうかで使い分ける
発送する商品の数が多い、サイズが大きい、重いなどの場合は集荷を依頼した方が楽ですよね。集荷に対応しているのはらくらくメルカリ便(ただし「ネコポス」以外)です。集荷してほしい荷物がある場合はらくらくメルカリ便を選びましょう。自分が使いやすい方法を選ぶことが大切
以上のように、らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の各配送方法を使い分けるポイントは複数あります。大切なのは自分が使いやすい方法を選ぶこと。無理に使い分けようと考えてしまうと混乱することもありますから、同じような商品を発送するのであればいずれか1つの配送方法に決めてしまうのもアリだと思います。※価格はすべて税込です
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