おにぎりや食パンだけではどうしても栄養が偏ってしまいます。炭水化物に加えて、ビタミン類やたんぱく質を少しでもいいから取りたいところ。そんな朝食もやり方次第では、短時間で準備をすることが可能なのです。
今回は3分以内で準備できる朝食メニューをご紹介します。
ピザトーストを作って冷凍しておく
最初におすすめしたいのが、自家製の冷凍ピザトーストです。食パンにバター、ピザソース(なければケチャップに少量のタバスコでも可)を塗って、その上に好きな具を並べていきます。画像は玉ねぎ、ピーマン、ベーコン、チーズで作っていますが、ツナやサバ缶など魚系のものでもOK。あとはラップを密着させて包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば完成。
朝の作業は、人数分をテーブルに出すだけ。食べる人が自分の分をオーブントースターで焼くようにすれば手間がかかりません。後述する野菜スープなども添えられるといいですね。
前日の晩ごはんを少量ずつ朝食用にセットしておく
前日の夕飯を出すときに少量ずつ取り分け、朝食用の器にセットしておきます。残らなかったら朝ごはんの分がなくなるので、先に取っておくことがポイントです。ふたつきの仕切りプレートやお弁当箱でもいいですね。セットできたら冷蔵庫へ。朝の作業は冷蔵庫から出すだけ。食べる人が自分で、電子レンジで加熱するようにします。納豆を添えたり、インスタントのみそ汁に追加で乾燥わかめなどを入れたお椀を用意しても3分はかかりません。
基本の野菜スープを大量に作りアレンジしていく
まずは家族人数×3日分くらいになるような量の野菜スープを作ります。入れる具はなんでもOK。キャベツの芯やブロッコリーの茎などもどんどん入れてしまいます。ウインナーや小さく刻んだ鶏肉などを入れるのもいいですね。ベースの味はコンソメや鶏ガラスープなどがおすすめです。▼炭水化物を加えて電子レンジで加熱する 冷蔵庫から出した野菜スープをカップに注ぎ、炭水化物を加えるだけで立派な朝食になります。茹で時間が1分30秒のマカロニや、スープに入れて電子レンジで2分加熱すれば食べられるオートミール、冷やごはんでも大丈夫です。
カップに入れるところまで準備しておけば、食べる人が自分で電子レンジで2~3分加熱するだけで食べることができます。
▼スープの味を変えていく
毎日同じ味だと飽きてしまうという場合は、最初に作った野菜スープに翌日はトマト缶を加えてトマトスープにし、最後はカレールーを加えてカレースープにするのもいいですよ。炭水化物となるマカロニ、オートミール、ごはんなどとの組み合わせを変えていくと飽きることなく毎日食べることができます。
今回ご紹介したように、忙しい朝でも意外と時間をかけずに朝食の準備ができるものです。ぜひお試しください。