気が利くと信頼を得られやすい
ビジネスやプライベートにおいて、信頼を得るということはコミュニケーションを取るのに大いに役立ちます。その信頼を得るのに、気が利く行動が必要になってくるのです。たとえば、相手が「暑い」と感じている様子なら、すぐさま部屋の温度を下げるように手配する、打ち合わせ中なら、そのときに出す飲み物と一緒に冷たいおしぼりも出す等の行為をすることです。いわゆる心がこもった・行き届いたおもてなしをすることです。これこそが、気が利くということなのです。
その他に、何気ない一言(子どもの性別や年齢、本人の誕生日等)を覚えておいて、次に会ったときに話すなども好印象。気が利いた印象を与えます。
もし、友達や自分の部下や同僚がこのような行動を取ってくれたら、大変心強く思うのでは? 友達なら大切な相談しても大丈夫な人だと感じますし、会社関係であれば重要な仕事を任せられる信頼に値する人物だと感じられます。
特に会社においては、このような人は上司に気に入られやすいので出世も早く、必然とお金が貯まっていきます。
貯まらない人に共通する!? 気が利かないと思われやすい意外な特徴
会社の中で気が利かないと思われてしまうのが、実は一人で何でもこなしてしまう人や与えられた仕事を完璧にこなす人です。その理由としては、上司が指示を出す場合には、完璧にこなしてくれることは望んでいるものの、自分が考えた以上のアイデアや成果を密かに期待している場合も多いからなのです。
日本では、余計なことを言わない、行動しないことが美徳とされていますが、いつも黙ったまま、自分から行動をしないのは、気が利かない人という印象を植え付けてしまいます。
仕事を与えられた際には、報連相(ほう・れん・そう)を実践します。順調に進んでいても、必ず行うことがポイントです。
新人の場合は、何をしてよいのか分からないことは多いことでしょう。その場合には、「自分に何かできることはありませんか?」と上司や先輩に話すだけでも、気が利く人だと思われますよ。……意外と簡単でしょう!?
相手を察することを練習する
気が利く、空気を読む力を養うのは簡単ではありません。とはいえ、ホテルのコンシェルジュやバトラー(執事)の方々の行動は大いに参考になります。関連の書籍もありますので、ぜひ、一度読んでみてください
たとえば周りが張り詰めた空気の場合には、余計なことを話さない。このまま誰もアイデアを出さないと話が進まないというような場合には、意見を出す、もしくは気分転換になるようにお茶の準備をするというように、自分ができること、できそうなことを自ら口にする・行動に移すようにしてくださいです。
参考にすべきはホテルのコンシェルジュや秘書や執事です。これらの仕事に関連した書籍もありますし、どのようなことをすると空気が読めるようになるのか、より深堀りした内容が書かれています。一度読んでみてください。
会社員なら、いかに上司に認められるのかが出世の近道であり、収入アップの近道になります。「気が利く=空気を読む」術を手に入れて、ステップアップを目指しましょう。