この記事では、メルカリポストがサービスを終了するまでの流れや、これに伴うユーザーへの影響について解説していきます。
メルカリポストとは
メルカリポストは非対面で荷物を発送できるサービスです。コンビニやドラッグストア、スーパーマーケット、ドコモショップなどに専用のポストが設置されており、そこに荷物を投函します。コンビニのレジなどから発送する場合と違い、メルカリポストに投函する場合は発送に必要な手続きをユーザー自身が行います。最初は使い方に迷うかもしれませんが、慣れてくると対面での手続きよりも楽だと感じる人もいるでしょう。
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メルカリポストの撤去はすでに始まっている!
メルカリポストのサービス終了に伴い、2月27日頃にはメルカリアプリ上の配送方法一覧から「メルカリポスト」の選択肢がなくなるそう。これに先立ち、1月からはメルカリポストの撤去が始まりました。ユーザーの中には「荷物を投函したばかりなのにメルカリポストが撤去されてしまった!」という人もいるかもしれませんが、サービス終了前に投函した荷物は最後の1つまで購入者へ届けられるそうです。安心して購入者からの受取評価を待ちましょう。
ユーザーへの影響は?
メルカリポストの利用者数などは公表されていませんが、このサービスが終了したとしてもユーザーに大きな影響が及ぶ可能性は低いと筆者は考えています。なぜなら、メルカリにはコンビニなどから簡単に発送できる「メルカリ便」や、郵便局から送れる普通郵便など配送サービスがたくさんあるからです。試しに筆者の周辺のメルカリユーザーに話を聞いてみましたが、コンビニから発送するユーザーが多いためか、皆「メルカリポストが使えなくなっても全く影響はない」と言っていました。
もちろん、長い間メルカリポストを利用していたユーザーもいるでしょう。スーパーに設置されているメルカリポストから発送し、そのまま買い物をして帰る習慣ができていた、という人もいるかもしれません。そのような人は影響を受けてしまうと思いますが、今後は他の配送サービスの中から選んで使っていきましょう。
メルカリポスト以外の配送サービスをチェック。非対面で発送できるのは?
コンビニ・ヤマト運輸の営業所・郵便局のカウンターから発送する際は、対面での手続きとなります。メルカリポストのように非対面で手続きを済ませたい場合は、次の4つのサービスを利用しましょう。 1. 郵便ポストゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケットポスト」「ゆうパケットポスト mini」で利用できます。
2. 「宅配ロッカーPUDO」
らくらくメルカリ便で利用できます。
3. 「スマリボックス」(一部のローソンおよび駅などに設置)
らくらくメルカリ便の宅急便60~100サイズ、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット、ゆうパケットプラスで利用できます。らくらくメルカリ便の「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便120サイズ以上」、ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパック」は利用できません。
4. 「ファミロッカー」(一部のファミリーマートに設置)
らくらくメルカリ便のネコポス、宅急便コンパクト、宅急便60~160サイズ/ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット、ゆうパケットプラス、ゆうパック60~120サイズで利用できます。
※ただし、ファミロッカーへの投函可能サイズは120サイズまで。らくらくメルカリ便の140~160サイズを利用する場合は、ファミロッカーでの発送手続き後、荷物をレジに預ける必要があります
新しい配送サービスの登場にも期待
メルカリは色々な配送サービスを提供してくれていますから、メルカリポストが終了しても別の手段が使えます。これらのサービスだけでもずいぶん手間のかからない発送が実現できている印象ですが、今後さらに便利な配送サービスが出てくる可能性もあるでしょう。さらにレベルアップした配送サービスの登場を待ちたいですね。※参考:メルカリびより「メルカリポストのサービス終了のお知らせ」