「Bean to Bar」(カカオ豆からチョコレートまでの工程を自社で行うこと)のチョコレートが日本でも注目されてきた2016年9月に発売されて以来、大人が楽しめる本格的なチョコレートとして支持を集めています。
新登場の「フルーティカカオ・ラテ」を含む4フレーバー
この商品はこれまでにも数回リニューアルをしていますが、直近の2023年11月のリニューアルでは、カカオの主な3つの香味の特徴である「ナッティ」「フローラル」「フルーティ」な味わいをより感じられるように配合や製法をブラッシュアップするとともに、パッケージも改変したそう。フレーバーも、カカオ分70%の「ナッティカカオ」「フローラルカカオ」「フルーティカカオ」の3種類に加え、新たにミルクが入った「フルーティカカオ・ラテ」タイプが登場しました。
カカオの香りを感じやすい形状もこだわり
発売以来、カカオの香りをもっとも感じやすいような形状に改良を重ねているそうで、現在の形は縦横の比率が2:1、厚さ5mmの一口サイズ。表面に模様を施しているのも、表面積を大きくして口に入れたときに香りが立ちやすくするためだとか。では、それぞれのチョコレートを食べてみた印象をご紹介します。
1. 力強いコクとビター感を味わいたいなら「ナッティカカオ」
「ナッティカカオ」は、同じカカオ分70%のチョコレートの中でももっともビター感が強く、力強いコクを感じます。後味にほのかな酸味もあり、ビターチョコレート好きな方におすすめしたいフレーバー。2. まさに花の香り! 余韻も華やかな「フローラルカカオ」
「フローラルカカオ」は商品名の通り、花のような香りが特徴的。咀嚼(そしゃく)するとラベンダーのようなやさしい花の香りが感じられ、後味まで華やか。最初は軽やかな印象ですが、次第に苦みや渋みも感じられてきます。3. トロピカルフルーツのようにジューシーな「フルーティカカオ」
「フルーティカカオ」は、バナナやパッションフルーツなどのトロピカルフルーツを思わせる、甘酸っぱい果実の風味が印象的。ジューシー感があって、カカオ分70%ながら食べやすく、後味に複雑な余韻も感じられます。日頃から酸味のあるチョコレートが好きなので、個人的にはもっとも好みのタイプでした。4. まろやかなミルクが調和した「フルーティカカオ・ラテ」
そして新作の「フルーティカカオ・ラテ」。カカオ分51%なので食べやすく、ミルクチョコレートならではのまったりとした口どけとクリーム感が特徴。後味にカカオのフルーティーな風味も感じられます。やっぱりミルクチョコレートが好き!という方はもちろん、ビターチョコレートが好きな方も満足できるフレーバーです。ひとりでも家族でも。大人も子どもも楽しめるチョコレート
「明治 ザ・チョコレート」は発売当初は縦型の板チョコレート風のパッケージで発売されましたが、個包装にリニューアルされてより便利になったと感じます。保存もしやすいですし、1個ずつ食べられるのでありがたいですよね。ちなみに筆者の近所のイオンでは268円+税という価格でした。そんな我が家では、子どもたちと全種類食べ比べをしてどの味が好きかを発表してもらいましたが、家族間でも好みが違って興味深かったです。
おひとりでのリラックスタイムにはもちろん、家族団らんの時間にもぜひ楽しんでみてくださいね。
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