年金・老後のお金クリニック

アルバイト月収15万円だったら、給与から天引きされる厚生年金保険料はいくら?【2023年度】

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、アルバイト収入が月15万円の場合の天引きされる厚生年金保険料についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、アルバイト収入が月15万円の場合の天引きされる厚生年金保険料についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:アルバイト月収15万円だったら、給与から天引きされる厚生年金保険料はいくら?

「これから働きにでようと思っていて、アルバイトの月収が、月15万円ぐらいになりそうです。厚生年金に入るようで、厚生年金保険料は毎月いくら、給料から引かれるんでしょうか?」(20代・女性・アルバイト)
アルバイト月収15万円。天引きされる厚生年金保険料はいくらになる?

アルバイト月収15万円。天引きされる厚生年金保険料はいくらになる?

A:毎月、給与から天引きされる厚生年金保険料は1万3725円になります

アルバイト先で社会保険(厚生年金保険・健康保険)に加入すると、毎月のアルバイト収入から厚生年金保険料と健康保険料が天引きされることになります。ここでは厚生年金保険料について説明します。

厚生年金保険料の額を決める計算をするときには、給料などの報酬そのものの金額ではなく、区切りのよい金額で区分した「標準報酬月額」というものを使用します。標準報酬月額は、8万8000円(1等級)から最高65万円(32等級)までの32等級に分かれていて、それぞれの等級ごとに、厚生年金保険料が設定されています。

相談者は、毎月15万円のアルバイト収入とのこと、協会けんぽ・東京支部『令和5年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表』を参照すると、厚生年金保険料の標準報酬月額は、15万円の9等級に該当します。厚生年金保険料の本人の負担は1万3725円となり、毎月の給与から天引きされます。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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