いったん、落ち着け自分よ……
トイレは母ちゃんたちをやさしく守ってくれもするようです。まずは、お子さんのいるご家庭で。「自宅トイレでのことですが、当時は自分の部屋がなかったので、子どもへのイライラが溜まってきたときに、とにかく1人になってクールダウンしたくて、隙を見ては隠れるようにトイレに入っていました(54歳)」
「夏休みなど、子どもがずっと家にいると1人になる時間が全くないので、トイレにこもって好きな動画を見てストレス発散することがあります(43歳)」
「子どもが小さくて言うことを聞いてくれないとき、自分のイライラを抑えるためにいったんトイレの鍵を閉めて閉じこもったことがあります(36歳)」
「1人になりたいとき。ゆっくりと携帯を見たいとき。トイレと言えば子どもたちも5分くらいは放っといてくれます(32歳)」
「いったん、落ち着け自分よ……」と。とにかくイライラしてつらいときはいったんトイレにかくまってもらうのです。もちろん、お子さんがいなくても、です。
「イライラしたときや怒りが込み上げたときは1人になりたいので、トイレに入って便座に座り、しばらくスマホを見ていることがあります(35歳)」
「1人になりたいときや、気持ちを落ち着かせたいとき、一度モヤッとしている気持ちをリセットし、自分を立て直すときにこもる場所のひとつ(27歳)」
「マンションに親と同居していて1人になる時間があまりないので、考えごとをしたいときは時々トイレにこもります。本を読んでいたり、スマホを見ていたりするときもあります(38歳)」
「携帯を見たり、本を読んだりするくらいですかね。1人きりなのでプライベート感があるから落ち着くんだと思います(56歳)」
とにかく、1人になりたいときに逃げ込むのだ! あの狭い空間でトイレの壁に抱かれよう。ところで、こういうときって、ついでにトイレも済ませたりするのかしら? 感情的になっているんだけど、お尻はまる出し? いや、それは想像はしなくていいし、暴かないほうがいい真相ですかね……。
トイレはやさしく私たちを守ってくれる
さらに、会社のトイレも、あなたにいろいろとやさしい。「社会人になりたてのこと、外回りに行くと言って、事務所から離れた場所のトイレ(同じビル内)で仕事をサボったことがありました(33歳)」
新人のころは、いろいろありますよね。反省、自己嫌悪、理不尽などなど。いったんトイレに行って、実際のでも心のでも、とにかく涙をお拭きよ。
「職場で、家族からペットに関して大事な連絡が入ったときに、返信する目的で入った事があります(35歳)」
ペットの場合もあるし、人間の家族の場合もやりとりは表ではしにくくて、緊急性があっても結局トイレでコソコソとすることになったりもしますよね。
そして、次はつらいときでは全然ないのですが、こういうこともありますよ。トイレはどんなときにだって私たちの側に立って力を貸してくれるのです。
「会社にいるときに、予約の時間の制約のあるお店があったときや、ライブの当落が気になって確認をしに行きました。不審に思われたらいけないので、したくもないトイレもついでにしてきました(23歳)」
ありがとう、トイレ。そして、他にもトイレがあって良かった例はこれ。
「眠気が襲ってきたので、ほんの10分ほどではありますが、仮眠をとりました(50歳)」
「仕事中非常に眠く、かと言ってデスクで居眠りをするわけにはいかないので、トイレに行くふりをして5分程度ウトウトしたことがある(25歳)」
「仕事中デスクに座っていて頭がガクンとなるほどものすごい眠気に襲われてこれはマズいと思いトイレに逃げ込んで少しの時間寝た(55歳)」
眠いままの仕事は、ミスは起こる、何を入力するつもりだったのか全然分からない謎の一文ができあがっている、結局何もしていないなど……いいことなんて1つもありません。いったん、ちょっとだけ、ね。もちろん、混雑するトイレでするわけにはいきません。そして、みなさんのことです、も・ち・ろ・ん! トイレで過ごした時間の分は、他でちゃんととりかえしてきちんと働いていらっしゃると推察いたします!
最後にこんなエピソードも。とにかく、困ったらトイレに頼ったっていいじゃない。
「小さいころ、夕方暗くなっても誰も家族が家に帰ってこなくて心細くなったときにトイレに閉じこもっていた。目的は狭い空間に身を置くことで身辺が把握でき恐怖心が減ると考えていたから(46歳)」
おお、こんなにもトイレはやさしく我々を守ってくれるのです。
※All About編集部が全国250人にアンケート。調査期間は2023年11月14日~11月15日
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