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変更させない、見せないBookを守る徹底テク! Excel Bookは自分で守れ!

Excelで苦心して作成した書類を誰かに変更されたり、式を削除されたら!?バックアップは勿論、変更されない為には、パスワードの設定・シートの保護がお勧めです。自分自身で大切なbookを守らなくては。

執筆者:石渡 真澄

パスワードの設定でExcel内の情報を守る!
Excelファイルで、担当している顧客のデータや、次回の会議の資料、収支決算表などを管理している方が多いと思うのですが、皆さんは、他人にファイルを見られないようにきちんとセキュリティー管理をしていますか?

今回は、このようにExcelで管理している重要書類にパスワードを設定し、他人に見られないようにするテクをご紹介いたします。

また、複数の担当者がいて、同じ書類に入力していく場合は、項目名などは保護をして、新しいデータだけを打ち込んでいけるようにするテクもお教えいたします!



1ページ:シートを保護するテク
▼2ページ:項目名・計算式を保護するテク
▼3ページ:パスワードでExcelのファイルをロックするテク




シートの保護
シート内容を変更されないようにシートに保護をかけましょう

1.メニューバーの[ツール]-[保護]-[シートの保護]をクリック



2.[シートの保護]ダイアログボックスが表示されます
ここで、保護したい項目にチェックを入れ、[シートの保護を介助するためのパスワード]の欄でパスワードを入力します。
※パスワードは半角、全角の違い、大文字、小文字も細かく設定されますので、自分で打った状態をよく覚えておいてください。
[OK]をクリック



3.再度パスワードを入力します
[OK]をクリック



4.これでもう、何も入力することができなくなりました。
試しに何か入力しようとすると・・・
[これは読み取り専用ですから、シートの保護の解除をした後に変更してください]というような内容が表示されてしまいます。
これで、パスワードをしらない人にシート内容を変更されることはなくなりましたね。



※もし、解除をするなら、[ツール]-[保護]-[シート保護の解除]をクリックし、パスワードを打って解除します。(パスワードを知っている人しか、解除できないのです)

※同じように[ツール]-[保護]-[ブックの保護]を選択すると、シートの並びなども保護されますので、シートの挿入や削除などもできなくなります。

▼次のページでは、担当者が複数の場合、パスワードを打っての更新作業だと大変ですので、データ部分だけを打ち込める設定にする方法をご紹介します⇒
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