今回は筆者がいろいろ使ってたどり着いた、おすすめアイテム「富士ホーロー」のオイルポットをご紹介します。
活性炭フィルターを使用する富士ホーローのオイルポット
富士ホーローは1947年創業の国内有数のホーロー専門メーカー。OEM(自社ブランド製品以外の製造)も手がけ、取り引き国はなんと国内外23カ国。広く世界展開しているメーカーです。オイルポットも数種類展開していますが、筆者が利用しているのは活性炭フィルターを使用する容量0.8リットルサイズのもので、税込4730円(※価格は購入場所によって異なります)。オイルポットとして安くはないお値段ですが、一度使うと手放せない、お値段にも納得できるアイテムです。 ふたを開けるとまず出てくるのがステンレス製のこし網。揚げかすなどはここでよけられます。 こし網の下に入っているのが活性炭カートリッジ。活性炭が使用済みの油の汚れや臭いを吸着し、きれいにろ過してくれます。 活性炭カートリッジを使用したオイルポットと、使用しないオイルポットの差は、活性炭カートリッジのパッケージに分かりやすく表記されています。 こちらのオイルポット専用の活性炭カートリッジは、3個入りで2277円(税込)。1個の活性炭カートリッジの使用目安は10回です。
活性炭カートリッジの表面は亀甲模様で目詰まりしにくい形状になっており、従来品よりもろ過スピードが20%アップしているそう。「ろ過するのに時間がかかる」というオイルポットのよくある悩みを感じることはありません。 10回も使うと活性炭カートリッジが色づいてくるので、交換どきが分かります。 活性炭カートリッジでろ過された油の見た目は美しく、新しい油と同様の見た目です。一般的なろ過されていない使用済みの油は「日がたつと使用済み油の独特の臭いがする」というお悩みがありますが、活性炭カートリッジでろ過した油は臭いを感じません。
使いやすい!洗いやすい! 富士ホーローのオイルポット
オイルポットの油を使うときは、ふたを開けて逆さにし、その上にこし網と活性炭カートリッジを置くことができるので、置き場所に困ることもありません。 オイルポットによっては、本体とふたがちょうつがいでつながっているタイプのものもありますが、ふたを開けるのが簡単な反面、ちょうつがいの部分に油が入り込んでしまったりして洗うのが大変になってしまうという欠点もあります。一方、このオイルポットはふたが完全に独立しているため構造がスッキリしていて、溝に油が入り込むようなこともなくサッと洗うことができます。オイルポットのお悩み「洗うのが大変」を解決してくれます。 オイルポットとしてのお悩みが全てクリアされる富士ホーローのオイルポット。多少お値段が高くても、頻繁に買い替えるものではなく、長くいい状態で油を使えるので、結果的には節約につながるアイテムではないでしょうか。特に揚げ物をよくするご家庭は、一度試してみてはいかがでしょうか。