島田佳奈の恋愛コラム

友人の恋愛に口を出す女性はNG⁉ 正義感が「大きなお世話」に!

友人の恋愛に口を出す女性はお節介? もしも友人の彼氏がいわゆる「ダメンズ」だったら、あなたはどうしますか? 心配になるものの、本人が幸せそうだと、何も言えない……。助言をしたほうがいいのか、そもそも助言はお節介なのか、一緒に考えてみましょう。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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友人の恋愛に口を出す女性はお節介?

友人の恋愛に口を出す女性

友人の恋に口出しするのは「大きなお世話」?

友人がダメンズな男性と恋愛をしていると、大丈夫なのか心配になります。しかし本人が幸せそうだと、何も言えません。そんな友人に助言をしたほうがいいのか、そもそも助言はお節介なのか、一緒に考えてみましょう。
 
<目次>
 

友人の恋に口出しするのは「大きなお世話」?

もしも友人の彼氏がいわゆる「ダメンズ」だったら、あなたはどうしますか?

大切な友人が彼に貢がされたり浮気されて悩んでいたら、思わず「別れたほうがいいよ」と言ってしまうかも。しかし友人のほうから相談されたならともかく、当の本人が悩んでいるように見えなかったら、別れを勧めるのも「大きなお世話」かもしれません。

人間関係の中でも恋人同士というのは特別。端から見て「それは間違ってる」ように思えても、当事者2人が納得しているのであれば、どんなアドバイスも野暮というもの。恋愛に正しいも間違いもないのです。
 

本当に正しいかどうかは「当事者間」でしか判断できない

「正しい」「間違ってる」の基準も人それぞれ。簡単に判断できるものではありません。たとえば、不倫や浮気はよくないことですが、当事者間で納得している場合、他人が取り締まることは難しいです。

たとえ友人の恋人が浮気するようなろくでなしでも、当の友人が幸せそうなら問題はないはず。「本音は苦しいのに、平気なフリをしているだけでは?」と思うかもしれませんが、「平気なフリ」をするのも友人の考えあってこそです。むしろ周囲から「お節介されたくない」ための防御手段かも。

ちまたには、正義感という名のもとに、あらゆる「よくないこと」を批判し正そうと躍起になる人がいます。正義感を持つこと自体は素晴らしいのですが、第三者にしてみれば「踏み込まれたくない」ケースも往々にしてあるのです。

SMの愛好家カップルに「恋人をムチで叩くなんて」と止めに入ろうとは思いませんよね。一夫多妻制が認められている国の人に「それは不倫だ」などととがめる人もいないはず。自分にとって「ありえない」ことでも、当事者たちにとっては「アリ」なのです。
 

ただ見守るだけでも友人にとっては「安心材料」になる

とはいえ親友が辛そうにしていたら、放っておけないのが友情というもの。見るからに幸せそうでない、苦しんでいるような状態に気づいたときは、ざっくばらんに「どうしたの?」と打ち明けやすい空気を作ってあげるのも優しさです。

辛いとき、すぐに相談できる人もいれば、なかなか本音を打ち明けない人もいます。友人がどのタイプであろうと、恋人に関する悩みを抱えていると想像できるならば、あなたの対応は「困ったときはいつでも聞くよ」一択。求められない限り、助言はしないほうがいいでしょう。

悩んでいるときの「信頼している友人からの言葉」は重くなりがち。答えを出せずにいるときは特に、自身の心の声が聞き取れないまま「○○ちゃんがそう言ったから」を頼りに判断してしまい、あとで後悔することも。

出しゃばらず、ただ見守ってくれるあなたの存在は、友人にとって安心材料のひとつ。不安なときだからこそ「絶大なる味方」がいると知っているのは心強いものです。

助けを求めるかどうかは友人次第。まずは本人の意思を尊重するのが、大人としての心遣いではないでしょうか。もちろん「恋人から暴力をふるわれた」など緊急レベルなときは、友人の意思に関係なく保護するのが第一です。

結婚しない限り、恋人とはいつか別れる日がきます(結婚したからといって離婚しないとも限りませんが)。だけど友人との関係は、誰と結婚しようと終わることはないですよね。互いの幸せを誰よりも願っている友情は、もしかすると恋愛よりも尊いかもしれません。

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