メルカリのプロフィールの使い方を解説
メルカリや他のフリマアプリの使用歴
メルカリを始めてどのくらいの時間が経っているのかを記載しておくと、取引をする際の安心材料になることもあります。やはりメルカリを利用して長い方が、ベテランのように思えるもの。とはいえ、参加している期間が長くても、実際の取引回数が少ない場合もあります。取引回数は評価の数で分かりますので、何回も取引をしているユーザーは、それだけ経験を積んでいることになります。中には、メルカリを始める前にYahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)や楽天ラクマなど他のフリマアプリを使用していたユーザーもいることでしょう。あるいはフリマアプリができる前からYahoo!オークション(旧ヤフオク!)を使っているユーザーも多くいます。その場合、メルカリ以外のサービスの利用歴も書いておくと、さらにベテラン感を出すことができます。
フリマアプリ自体を始めて間もない場合には、正直に「初心者です」と書きましょう。そうすれば、評価の数が少なくても仕方ないと思ってもらえます。
メルカリでの取引スタンスを記載
メルカリにはユーザー同士の暗黙の了解である「ローカルルール」があります。例えば「専用出品」や「コメントしてから購入」が代表的なものでしょう。もし自身の中で守ってもらいたいルールがあるならば、プロフィールに記載しておきます。またコメントの返信が遅くなってしまう場合や、発送の曜日が決まっているならば、それも書いておくと他のユーザーにとって重要な情報になります。
コメントの返信については、返事が遅いと「無視された」と思われてしまい、購入される機会を逃してしまう可能性もあります。発送については購入者が届くまでの日数を気にすることもあります。出品時に発送までの日数を「4~7日」にしていたとしても、4日と7日では大きな違いがあります。例えば「週末の発送になる」など記載しておくと、購入者も商品が届く日がある程度読めますね。
値下げについては丁寧に
とりわけ購入者が気にするのは、出品者が値下げ交渉に応じてくれるのかどうかです。メルカリでは希望の価格を登録できますが、それ以外のコメントからの交渉はメルカリの公式なルールではありません。いずれにせよ、値下げを受け付けるかどうかは出品者次第で、最初から受け付けないとするのも可能です。その場合、プロフィールに「値下げはしません」といった内容を書いておきましょう。そうしないと、交渉OKと受け止められてしまう可能性があります。
もし値下げを受け付けるのであれば、希望価格をユーザーから提示してもらいたいのかどうかも記載しておきます。筆者はユーザーから価格の提示をしてもらった方が楽だと思っているので、「値下げ交渉はOKです。その際、具体的な金額を提示してください」と書いています。
ユーザーから金額を提示されるのが嫌と感じる人もいることでしょう。その場合には、「金額の提示はしないでください」と明記しておきます。
長すぎると読む気がなくなってしまう
プロフィールはユーザーの情報を書いておく場所ですが、長くなると読みづらさを感じてしまいます。また「ルールが多く、取引をしたら面倒そう」と思われる可能性も。ダラダラと書き連ねるよりは、箇条書きにした方がすっきりと読めるようになります。中には、過去のトラブルに関して記載しているユーザーもいます。嫌な思いをして腹立たしく感じているのでしょうが、マイナスイメージにしかなりません。あまりネガティブなことは書かないようにしたいものですね。
他に誘導するようなことを書くのはNG
まれにSNSのアカウント名を記載しているユーザーもいます。InstagramやX(旧Twitter)、LINEなど。メルカリでは外部のサービスに誘導する行為を禁止していますから、これらの行為は違反とみなされます。メルカリ事務局が違反に気付くと、商品の削除、取引のキャンセル、利用制限などのペナルティを受けることになりますから、絶対にしてはいけません。
プロフィールは書かなくてもいい?
プロフィールの記載は任意ですが、何も書かれていないと他のユーザーは取引に不安を感じるものです。詳しく書きましょうというわけではありませんが、今回紹介した内容を参考に少し書いておくだけでも印象が変わるのではないでしょうか。【おすすめ記事】
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