遊園地/おすすめ遊園地

遊園地 絶叫&ほのぼのBest5(2ページ目)

数ある日本の遊園地を2タイプに分け、それぞれの日本代表ベスト5をガイドが勝手に厳選! ひとつは「絶叫遊園地」タイプ、もうひとつは「ほのぼの遊園地」タイプです。さあ“あの遊園地”は入っているでしょうか?

佐々木 隆

執筆者:佐々木 隆

遊園地ガイド

日本代表はどこ? ほのぼの遊園地ベスト5

浅草花やしき「ちびっ子観覧車」
一番高いところでも6m。浅草花やしきの「ちびっ子観覧車」
観覧車・メリーゴーラウンドなどの定番やファミリー向けなど、スリル系ではないアトラクションが充実している「ほのぼの遊園地」。絶叫マシンはちょっと苦手というファミリーやカップルにおすすめです。では、こちらも第5位から。

■第5位 としまえん(東京都)
としまえん「カルーセルエルドラド」
1907年製造の歴史的回転木馬「カルーセルエルドラド」
約30種のアトラクションがあり、歴史的にも貴重な「カルーセルエルドラド」や、密着型のカップル向け「イーグル」、絶叫とまではいかない昔ながらのコースター「サイクロン」、そして2009年に登場した子ども向け「ミニサイクロン」などバラエティ豊かに楽しめます。夏のプールは日本最大級の規模で、「豊島園 庭の湯」も併設。いろいろな遊び方が可能です。

■第4位 よこはまコスモワールド(神奈川県)
よこはまコスモワールド大観覧車「コスモクロック21」
みなとみらいのシンボル、大観覧車「コスモクロック21」
実は、紹介したいものの「絶叫」なのか「ほのぼの」なのかで、もっとも迷ったのがココ。確かに、ダイニングコースター「バニッシュ!」や「スピニングコースター」などのスリル系も充実していますが、やはり、ここのメインは大観覧車「コスモクロック21」。ということで“カップルで、ほのぼの遊園地”代表というイメージでこちらにランキングしました。敷地内は歩くだけなら無料なので、横浜みなとみらいエリアの雰囲気を楽しみながら、観覧車やメリーゴーラウンド、スカイサイクル、コースターなどを楽しみましょう。

■第3位 鈴鹿サーキット(三重県)
鈴鹿サーキット「でんでんむし」
自然とふれあうエリア「チララのハローガーデン」には「でんでんむし」などがあります
鈴鹿サーキット「ピピラのピンキーバイク」
バイクのエリア「ピピラのモトフィールド」にある「ピピラのピンキーバイク」は子ども向け
F1レースなどで有名な鈴鹿サーキットですが、遊園地エリアのモートピアには、ファミリー・キッズ向けのアトラクションがいっぱい。パークのキャラクターの名前が付いたエリアがいくつもあります。

「チララのハローガーデン」をはじめ「コチラのプッチタウン」「ピピラのモトフィールド」「プートのモビパーク」といったエリアに、自分で運転するアトラクションが約20種揃っています。本格的なカートにトライできる「モータースポーツランド」「サーキットカート」も見逃せないし、夏にはプールもオープンします。親子で楽しめますよ。

住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
TEL:059-378-1111
料金:入園券 大人1600円、小学生800円、幼児600円
パスポート 大人4200円、小学生3200円、幼児2000円
営業時間:10:00~17:00(曜日・季節により変動あり)
定休日:年に2回
アクセス:近鉄名古屋線白子駅からバスで約20分/東名阪道鈴鹿ICから約15km

■第2位 那須ハイランドパーク(栃木県)
那須ハイランドパーク「カルーセル」
二層式「カルーセル」の高さ38mは世界最大級
那須ハイランドパーク「スカイバルーン」
「スカイバルーン」からの絶景
約40種のアトラクションがある「那須ハイ」は、ファミリーでもカップルでも、まる1日遊ぶのに最適な“自然派遊園地”。雄大な那須高原の中に遊園地が浮かび上がったような風景は圧巻。遊園地の入口へ到達する前の駐車場あたりから見渡せます。

ビッグな回転木馬「カルーセル」や、景色が素晴らしい「スカイバルーン」「大観覧車」などのアトラクションのほか、渓流体験ゾーン、足湯といった施設があるのも「自然派遊園地」ならではです。

住所:那須郡那須町高久乙3375
TEL:0287-78-1150
料金:入園券 大人1500円、3歳~小学生800円
入園+ファンタジーパス 大人4900円、3歳~小学生3500円
営業時間:9:30~17:00(季節などにより変動あり)
定休日:不定休(1月上旬~2月下旬は冬期休園)
アクセス:JR東北本線黒磯駅からバスで約60分/東北道那須ICから約18km

■第1位 浅草花やしき(東京都)
浅草花やしき「Beeタワー」
「Beeタワー」は浅草のシンボルタワーです
浅草花やしき「ローラーコースター」
遊びゴコロ満載の「ローラーコースター」。銭湯・花の湯へ突入!
「ほのぼの遊園地」第1位は、日本で一番古い遊園地でもあり、ガイドが一番好きな遊園地でもあります。浅草の一画にギュッと凝縮された狭い敷地に、レトロムード満点の乗り物がひしめいています。

高さ35mから浅草を見渡せる「Beeタワー」や、現存日本最古のコースター「ローラーコースター」、さらに「ちびっ子観覧車」や「メリーゴーランド」などの「ほのぼの」タイプを中心にアトラクションは約20種。園外の花やしき通りから見られる「大江戸ステージ」や園内でのステージショーなども“花やしきらしさ”満開で、ゆる~く楽しめますよ。浅草寺や仲見世もすぐ近く。浅草散策と合わせて素敵な1日を過ごせますよ。

住所:台東区浅草2-28-1
TEL:03-3842-8780
料金:入園券 大人900円、5歳~小学生400円
入園+フリーパス 大人3100円、5歳~小学生2300円、2~4歳1900円
営業時間:10:00~18:00(曜日・季節などにより変動あり)
定休日:メンテナンス休園日
アクセス:地下鉄・東武伊勢崎線浅草駅から徒歩5分/首都高速入谷から約1.5km

■まだある! ほのぼの遊園地
西武園ゆうえんち「大観覧車」
西武園ゆうえんち「大観覧車」透明ゴンドラからの風景
浜名湖パルパル大観覧車「コクー」
浜名湖パルパルの大観覧車「コクー」のイルミネーション
ベスト5のほかでは“眺めのいい遊園地”として、狭山丘陵の緑の中にある西武園ゆうえんち(埼玉県)と、ケーブルカーで山頂まで行く関西の名物生駒山上遊園地(奈良県)がおすすめ。どちらも、ファミリー向けのアトラクションがメインです。東武動物公園(埼玉県)は「遊園地+動物園」という遊び方が可能。各種ほのぼのアトラクションのほか「カワセミ」や「レジーナ」などのスリル系もあれば、夏にはプールもオープンします。さらに、東海エリアの浜名湖パルパル(静岡県)、関西エリアのひらかたパーク(大阪府)も、30~40種あるアトラクションや、パークオリジナルのキャラクターのイベントなどで、ファミリー層に長く愛され続けている遊園地です。

いかがでしたか? 最後にひとつ、念のため。「絶叫遊園地」には、絶叫マシンだけがあるわけではありません。実は、1位の富士急ハイランドにはトーマスランドがあるなど、絶叫系と同レベルで「ほのぼのアトラクション」が充実しているところも多いんです。同じく「ほのぼの遊園地」にも、2位の那須ハイランドパークに10大コースターがあったり、5位のとしまえんも回転系の宝庫だったり「スリル系アトラクション」が楽しめるところもいっぱい。

つまり、ここでセレクトした遊園地は「絶叫」「ほのぼの」どちらもバラエティ豊かに楽しめる、日本を代表する遊園地ばかりなんです。ぜひ一度出かけてみてください!
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