貯蓄

損な生き方 vs 得な生き方

先日、こんな質問をいただきました。『お金の勉強をはじめてから「どんな生き方が得か?」と考えることが増えました。中原さんは、どんな生き方が得だと思いますか? 』今回はこの質問に対して、筆者の考えを共有します。

中原 良太

執筆者:中原 良太

エビデンスに基づく資産活用&マネープランガイド

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先日、こんな質問をいただきました。

「最近、お金の勉強をはじめて「どんな生き方が得なんだろう?」と考えることが増えました。中原さんは、どんな生き方が得だと思いますか?」

今回はこの質問に対して、筆者の考えを共有します。
 

損な生き方 vs 得な生き方

そもそも、「損な生き方」や「得な生き方」とは、何を意味しているのでしょうか?
 
人によって定義は違うと思いますが、本記事では次のように「損な生き方」と「得な生き方」を定義します。
 
【損な生き方】
◯金銭的な収入が少ない
◯金銭的な支出が多い
◯しかし、感情的な満足度が低い
 
【得な生き方】
◯金銭的な収入が多い
◯金銭的な支出が少ない
◯それでも、感情的な満足度が高い
 
すこし前に、「自然とお金が貯まる人にはどんな共通点があるか?」というテーマで記事を書きました。
 
この記事では、「少ない支出で幸せを感じられる人ほど、お金を使わないから、お金持ちになりやすい」と書きました。つまり「足るを知る心」が、お得に生きる上で大切ということです。
 
上記を踏まえ、筆者は「生きる活力(志)」を保ちつつ「足るを知る心」を両立することが、得な生き方のキモだと考えています。
 
僕ら人間は「今よりも良い暮らしをしたい!」というような「目先の欲」のおかげで成功できることもあります。良い暮らしを目指して「頑張って働こう」とか「節制して、将来のために投資しよう」と前向きに捉えて努力すれば、豊かな暮らしが手に入れられるからです。
 
しかし、「目先の欲」は長続きしません。
 
筆者も貯金が1000万円を超えてきたあたりで、「こんなにたくさん貯金したんだから、すこしぐらい使っても良いだろう……」と、浪費したことがありました。高級なレストランへ頻繁に通ったり、高い買い物もしました。
 
「目先の欲」だけをモチベーションにしていると、良い暮らしが手に入ると、目標がなくなって燃え尽きます。「働かなくても自由にできる」お金が入っても、そこから先を考えていないと「あとはラクに暮らして死ぬだけ」という、虚しい未来しか待っていないからです。
 
ですから「足るを知る」……つまり、ほどほどに良い暮らしが手に入ったらそこで満足して、そこから先は「生きる活力(志)」、つまり、良い暮らしを手に入れる以上に、生きている限りずっと大切にしたい志(届かないかもしれないけれど、目指し続けたいゴールのようなもの)や、一生かけて極めたいものごとがあるのが大事だと考えています。「家族との時間を大切にする」とか「仕事で関わっている人たち、一人一人に幸せになってもらいたい」とか、「自分はこの仕事を一生かけて極めたい!」とか、このような志があれば、人生は彩り豊かになると思います。

まとめ

筆者はまだ32歳。読者のみなさんの中には「若造が偉そうに……」と感じた方もいるかもしれません。
 
しかしながら、少なくともそれなりの「経済的な自由」を手に入れた身としては、やはり人生は「お金じゃないな」と感じます。
 
「足るを知る」人にとって、多すぎる財産は燃え尽きる原因にもなります。ですから、質素に満足な暮らしを送りつつも、「一生かけて極めたいこと」「生きているかぎり大事にしたいこと」を見つけるのが大事ではないでしょうか。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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