1. 圧縮袋を使う
これからの季節は、ふんわりした洋服やボリュームのあるアウターをメルカリに出品する機会が増えそうです。それらの商品を梱包するには大きな袋が必要になりますし、荷物のサイズも120、140サイズと大きくなってしまいがち。そうなると送料が高くなるので、少しでもボリュームを抑える工夫をしましょう。そこで使えるのが衣類の圧縮袋。掃除機を使って中の空気を抜いていくもので、100均でも購入できる便利グッズのひとつです。 ふんわりとしたフリースで圧縮袋を使ったところ、全体的に薄くなり、サイズダウンになりました。
注意点としては、商品梱包に圧縮袋を使うと前もって商品説明文に記載しておくことです。そうしないと、クレームを受けることになるかもしれません。洋服によっては圧縮袋が使えないこともあるので、確認しておきましょう。
2. 箱は潰して送る。あるいは送らない
荷物のサイズが大きくなる原因のひとつは、商品の梱包材にあります。例えば購入時の箱に商品を入れて梱包してしまうと、箱の分だけサイズが大きくなることがあるのです。極端な例でいうと、バッグです。ブランドのバッグは購入時には箱に入っていることが多いですが、そのまま梱包すると荷物が大きくなりがちです。バッグだけならば、サイズダウンが可能です。もちろん、箱にも価値が出てくる場合もあるのでケースバイケースになりますが、もし箱なしでもOKであれば、本体だけ送るようにします。
あるいは箱が潰せる/潰しても良いならば、サイズは小さくなります。この場合も、商品説明文に記載しておく必要があります。
なお、コメントで値下げ交渉があった際に価格を下げる条件として、箱をつけないことを提案することもできます。箱を重要視していないユーザーならば、箱なしでOKになることが多いからです。
3. 箱を使うなら、そのまま梱包材にしてしまう
せっかく商品が入っていた箱があるのに……と思うならば、その箱を梱包材にしてしまうのもひとつの方法です。商品を専用の箱に入れて、さらに梱包するのは手間も時間もかかります。サイズが大きくなる分、送料がアップしてしまいます。それを防げるのが、箱の利用なのです。この場合、商品説明文に「箱に直接伝票を貼ってお送りします」などと記載しておけば問題ありません。
4. 厚さ3センチの攻防ならば、ゆうパケットポストを使う
匿名配送サービスの「メルカリ便」で送料が安いのは、らくらくメルカリ便の「ネコポス」か、ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」です。しかし両方とも厚さが3センチ以内と決まっているため、これをわずかにでも超えてしまうと、1つ上のサイズになり送料も上がります。「あと少しで3センチに収まるのに!」という商品は、ゆうパケットポストで送りましょう。これはポスト投函が可能な方法なので、裏を返せば郵便ポストに入ればOKなのです。
郵便局のホームページでは、郵便ポストに投函可能な厚さの目安は3センチとありますが、実は少し超えてしまっても投函ができます。ただし厚さ7センチ以内の郵便物等が投函可能な大型投函口郵便ポスト(全国で14か所)を利用する場合、そのポストの正面に向かって右側の投函口には入れることはできません。
参考:ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストmini
ゆうパケットポストを利用するには、専用の箱や発送用シールが必要です。筆者は100均のセリアで購入しましたが、専用箱2枚で110円でした。最近ではセリアで見かけなくなってきていますから、メルカリストアやローソンでの購入がおすすめです。発送用シールは郵便局やローソン、ダイソー、セリアなどで販売されています。20枚入りで100円(税込、ダイソーやセリアでは110円)です。
5:ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトを使い分ける
ネコポスやゆうパケット、ゆうパケットポストが使えない場合には、その上のサイズであるゆうパケットプラスや宅急便コンパクトを利用することになります。それぞれ専用箱が必要ですが、以下の通りサイズが異なります。- 宅急便コンパクト:横25センチ、縦20センチ、厚さ5センチ、重さの規定や制限はなし
- ゆうパケットプラス:横24センチ、縦17センチ、厚さ7センチ、2キロ以下
参考:ゆうパケットプラス
宅急便コンパクトとゆうパケットプラスで注目したいのが、厚さの違いです。2センチの違いは大きく、宅急便コンパクトには入らない厚さのものでも、ゆうパケットプラスの専用箱に入る場合が多いのです。
ゆうパケットプラスは厚さが2センチ多い分、横、縦の長さが短くなっています。商品そのものの大きさによっては箱に入らないこともあるので、必ずしもゆうパケットプラスの方が良いというわけではありません。