お花見も楽しめる全国の遊園地ベスト16【2017年】

全国「お花見遊園地」ベスト16

園内に桜が咲く「お花見遊園地」はけっこう多いんです。乗り物からのお花見は、ほかの桜スポットでは味わえないお楽しみ。そこで、全国「お花見遊園地」ベスト16をガイドが厳選！ もちろん、桜の開花に合わせたイベントも多数実施しています。ラインナップは以下のとおり。

【1】ガイド特選「お花見遊園地」ベスト3
【2】桜が1500本以上ある「お花見遊園地」
【3】桜が約1000本ある「お花見遊園地」
【4】まだある個性派の「お花見遊園地」

なお、データは桜開花期間、あるいはイベント期間についてのものです。

【1】ガイド特選！
「お花見遊園地」ベスト3

まずは、ガイドおすすめの「お花見遊園地」を3つ。乗りながらお花見ができる乗り物や桜関連のイベントなどを紹介します。


■第1位　よみうりランド（東京都稲城市）
園内に咲く桜と乗り物の距離が近いのが、この遊園地の大きな特徴です。特に「バンデット」は、日本を代表するお花見絶叫マシン。自然の地形を上手に使ったコースレイアウトでコース沿いに桜がいっぱいです。コースターに乗りながらお花見を楽しみましょう。ほかにも、スリル系の垂直タワー「クレージーヒューストン」や空中散歩が楽しめる「スカイシャトル」などから眺める桜も格別です。

【桜満開！兄系イケメンズ・フェスティバル
兄こま×よみうりランド】
2017年3月24日（金）～4月9日（日）
映画『兄に愛されすぎて困っています』とのコラボイベント。遊園地全体で、兄系イケメンズとのデート感覚を楽しめます。また、夜は園内がライトアップされ、16:00以降は「グッジョバ!!オープン1周年記念ナイトパス」大人1800円、3歳～大学・専門学校生1300円と「ナイト入園券」600円（大人・子ども共通）を販売します。

■よみうりランド
住所：東京都稲城市矢野口4015-1
TEL：044-966-1111
料金：入園券　大人1800円、中学・高校生1500円、3歳～小学生1000円／ワンデーパス　大人5400円、中学・高校生4300円、3歳～小学生3800円
営業時間：期間中は9:00～20:00（3月24日は10:00～）
定休日：期間中無休
アクセス：京王よみうりランド駅からゴンドラ（スカイシャル）で約5分
【桜データ】
見頃：3月下旬～4月上旬
本数：約1000本


■第2位　としまえん（東京都練馬区）
ここのポイントは“夜桜”。乗り物を利用できる「夜桜ナイトパス」を販売します。フリーパスで乗りたいのは、桜の真横を通る「サイクロン」と、園内の桜を見下ろせる「イーグル」。ほかに「ブラワーエンジン」「ミニサイクロン」もおすすめです。

【サクラナイト】
2017年3月24日（金）～4月5日（水）
冬から実施している「ウィンターファンタジア」と夜桜の競演が楽しめます。入園＋乗り物乗り放題「ナイトパス」は大人1600円、身長110cm以上の子ども1300円（17:30以降は15種アトラクションのみ営業）。身長110cm未満の子どもと付添の大人向けに「キッズナイトパス」1100円（17:30以降は10種アトラクションのみ営業）もあります。いずれも15:00以降の販売。

■としまえん
住所：東京都練馬区向山3-25-1
TEL：03-3990-8800
料金：入園券　大人1000円、子ども(3歳～小校生)500円／のりもの1日券　大人4200円、身長110cm以上の子ども3200円
営業時間：期間中は10:00～20:00
定休日：期間中無休
アクセス：西武線豊島園駅から徒歩1分、地下鉄豊島園駅A2出口から徒歩2分
【桜データ】
見頃：3月下旬～4月上旬
本数：約500本


■第3位　西武園ゆうえんち（埼玉県所沢市）
園内だけでなく、隣接する多摩湖畔の桜も合わせて楽しめるのがいいところ。高さ62ｍの「大観覧車」と、回転しながら高さ80ｍまで上がる「ジャイロタワー」という絶景アトラクションからのお花見は西武園ゆうえんちならではです。

【夜桜イルミ】
2017年3月18日（土）～4月9日（日）
ライトアップされた夜桜とLED350万球が輝く「イルミージュ」の幻想的なコラボレーションが楽しめます。16:00以降の「イルミ入園券」は、大人1200円、子ども（3歳～小学生）600円。また、入園＋限定アトラクション7種乗り放題の「イルミナイトパス」を大人1800円、子ども1200円で販売しています。

■西武園ゆうえんち
住所：埼玉県所沢市山口2964
TEL：04-2922-1371
料金：入園券　大人1100円、子ども500円／ワンデーフリーチケット　大人3300円、子ども2800円
営業時間：期間中は10:00～21:00
定休日：期間中無休
アクセス：西武線西武遊園地駅から徒歩すぐ
【桜データ】
見頃：3月下旬～4月上旬
本数：約1000本

【2】桜が1500本以上ある
「お花見遊園地」

園内に1500本を超える桜が咲く「お花見遊園地」を紹介します。1500本というのは、東京を代表する花見スポット「上野恩賜公園」に咲く桜が約800本ですから、その倍以上。かなりの本数です。

まず約3000本の桜がある東武動物公園（埼玉県宮代町）。「レジーナ」や園内を走る「太陽の恵み鉄道パークライン」など、乗り物からの花見がおすすめです。2017年4月1日（土）・2日（日）・8日（土）・9日（日）は「夜桜まつり」を開催。20:00まで営業し、桜もライトアップされた、夜の遊園地や動物園を楽しめます。

約2500本の桜が咲くさがみ湖リゾート プレジャーフォレスト（神奈川県相模原市）では、2017年3月25日（土）～4月30日（日）の期間「さがみ湖桜まつり」を開催。2017年より、約400ｍ続く桜のアーチ「桜の天の川」を新設。散策ルートの両脇に約500本の桜が立ち並びます。観覧車や、2017年3月25日（土）オープンの鳥肌コロシアム「マッスルモンスター」から見下ろす桜も圧巻。関東最大600万球の光と桜の競演が幻想的な「夜桜イルミリオン」も必見です。

このほか九州エリアに、約2000本の桜が咲く城島高原パーク（大分県別府市）があります。キャラクターショーなどの春イベントを合わせて楽しめますよ。また、遊園地ではないですが国営海の中道海浜公園（福岡県福岡市）にも約1600本の桜があり、2017年3月25日（土）～5月7日（日）の期間はイベント「海の中道フラワーピクニック」も開催しています。

【3】桜が約1000本ある
「お花見遊園地」

次は約1000本の桜が見られる遊園地です。まず関東エリアでは、日立かみね公園（茨城県日立市）が「日本のさくらの名所100選」に選ばれるほど。2017年3月18日（土）～4月16日（日）は「スプリングフェスティバル」を開催しています。

華蔵寺公園遊園地（群馬県伊勢崎市）は、コースターや観覧車からの桜が見事。2017年4月1日（土）～7日（金）は21:00まで営業します。

関西エリアでは、生駒山上遊園地（奈良県生駒市）が桜の名所として有名です。

やや趣が違うのが博物館明治村（愛知県犬山市）。八重桜もあるので、4月中旬くらいまで、レトロな建物＆桜というシチュエーションを楽しめます。 

【4】まだある個性派の「お花見遊園地」

最後に、本数は1000本までいきませんが、それぞれ個性的なお花見ができる遊園地・テーマパークを紹介しましょう。まず、東京では浅草花やしき（東京都台東区）に樹齢約60年の1本桜があります。2017年3月25日（土）～30日（木）と4月1日（土）・2日（日）は「夜桜イルミネーション」も実施します。

関東エリアでは桐生が岡遊園地（群馬県桐生市）に約430本の桜があります。桐生が岡動物園と隣接しており、どちらも入園無料。乗り物も格安なのでリーズナブルに遊園地＋動物園＋お花見を楽しめますよ。

東海エリアでは、日本モンキーパーク（愛知県犬山市）に約500本の桜があります。2017年4月1日（土）・2日（日）・8日（土）・9日（日）にはイベント「モンパ君・モンピーちゃんとお花見をしよう！」も実施します。

関西エリアでは、ひらかたパーク（大阪府枚方市）に約300本の桜。あたま系アスレチック「ヤッテミ～ナ」には、コースの中にも桜がありますよ。そして九州エリアのハーモニーランド（大分県日の出町）には約500本の桜があり、ハローキティなどサンリオキャラクターとの華やかな共演が楽しめます。


桜の季節、普通のお花見もいいですが、遊園地でのお花見もなかなか楽しいものです。紹介した遊園地・テーマパーク以外にも、園内に桜があるパークはけっこうあるので、ホームページなどでチェックしてみてください。