親切な女性だと思って相談をしてしまった結果……
ジムで知り合った義母世代
「引っ越した先の近所にスポーツジムがあったので、行くようになったんです。やりたかったヨガや水泳など、いろいろ試していたら、似たような時間帯に来る60代後半の女性と知り合いました。親切に教えてくれるので、なんとなく親しくなっていったんです」アユミさん(39歳)は、結婚して10年。9歳になるひとり息子がいるが、彼は、サッカーに夢中だ。彼女もパートで働いているが、以前より時間的に余裕ができたのでジムに行き始めた。
60代後半のマチコさんは、アユミさんに優しかった。実母と折り合いの悪かったアユミさんは、マチコさんを「母代わり」のように頼った。
「なぜか誰にも言えないことを話してしまったんです。夫の浮気が濃厚だと。どういう証拠があるのと聞かれて、携帯電話を見たことや、結婚してすぐ、夫が元カノと切れていなかったことも話しました。『ひどいわね』ってマチコさんが泣いてくれたんです。それを見て、私はひとりじゃないと思えた」
ある日、とんでもないことが……?
ところが、そこからとんでもないことが起こった。ある日、マチコさんに執拗に誘われて、息子と一緒に彼女の自宅に行った。夕飯を一緒にということだったのだが、そこにいたのは40代のマチコさんの息子だった。「アユミさんはもうじき離婚するから、ここでみんなで一緒に暮らせばいいわとマチコさんが言い出したんです。私は離婚する予定なんかありません。それを聞いてうちの息子は泣き出しちゃって。
妙なことを言わないでと言ったら、『だってあなた、ダンナさんが浮気しているんでしょ。もう近所みんなに言っちゃったわよ』と。うわ、とんでもない女と親しくなってしまったんだと寒気がしました」
息子を連れて、アユミさんはすぐに彼女の自宅を出た。
>夫にも連絡をしてきて、事態はおかしなことに