スーパーで梨とブドウを見かけてしまうと、なんとなく夏の終わりを感じてさみしくなりますが、桃とすいかが売っているうちは、まだまだ粘ります。
ということで、All About編集部が全国の男女に実施した「夏のイベントの思い出」アンケートに寄せられた回答の中から、「夏に出るもの」についてのエピソードをピックアップしてご紹介します。
花火大会を見る場所というのは野外ですからね……そりゃ出ますよね
小さくて怖いものが出た!
「花火大会に行ったら席の近くにバッタがいた!(30代・女性)」夏ですから、バッタくらいはいるでしょう。しかし、夜ですか。バッタはだいたい昼に見かけるものですから、たしかに夜にピョーンとこちらに跳ねてこられたら怖いかも?
「夏祭りにでかけ、花火見物が始まるまでの間、階段に座って待っていました。私たちの前の人の背中にGが這っていて、私が悲鳴をあげたらその人も飛びのいて。ギャーッと周辺が大騒ぎでした(30代・女性)」
これは……もう……家に帰りたくなるほどの事件。必死にカナブンだと思い込みましょう。カナブンなら多少は許せるかも? カナブンとGとは何か違うのか? いや、全然違うし!
大きくて怖いものが出た!
「長野の上高地に行ったとき、遭遇はしなかったがその当日に熊が出た(30代・男性)」夏場は笹や木の葉が生い茂るため、熊の発見が遅れてしまうこともあるとか。ちなみに、北海道でガイドをやっている知人は「熊よけの鈴は、いいものを買う」と言っていました。理由を聞くと「歩いているときずっと鳴っているものだから、良い音色じゃないとイラつくから!」とのこと。勉強になります。
山の次は海に出たやつ。
「海水浴で海に入っていたら、突然緊急アナウンスがあって近くでサメが出没したから直ちに海から出るように言われたことです。少し遠くまで泳いでいたので、死に物狂いで泳いで岸に戻りました(30代・男性)」
餌と勘違いをして人を襲うことがあるイタチザメとオオメジロザメは、沖縄などの暖かい海に生息していますが、ホホジロザメは北海道から沖縄まで広く分布していて、日本中のどこででもサメに遭遇することはあるそうです。
アンケート内にも、数名サメに襲われた体験を書いてくださった方がいました。海水浴場のアナウンス放送は聞き逃さないようにしてまいりましょう!
大量のネズミがあちこちで発生!
「ネズミになった体験」は、アンケート内でも多く寄せられました。「雨が降り転び、浴衣がびしょびしょになった(40代・女性)」
「野外ライブに行っていたのですが、ライブ中に夕立が! 雨具を持っていなかったのでびしょぬれになり、帰りの電車の冷房で冷えて風邪をひきました(30代・女性)」
「花火大会を見に行ったのですが、突然の大雨になり、雷雨が激しくなり浴衣もびしょぬれに。たまたま花火大会の前に買っていた新品のシャワーカーテンを泣く泣く取り出し、友人たちとシャワーカーテンをかぶりながら帰りました。シャワーカーテンをかぶっていることもとても恥ずかしかったです(30代・女性)」
「お付き合いしていた彼との花火大会デートで、有料観覧席のチケットを購入して臨んだのですが、開始1時間前にまさかの土砂降りにあいました。観覧席周辺は見晴らしのいい所なので雨やどりする場所もなく、近所のスーパーに駆け込んで止むのを待つことに。せっかくオシャレした服がびしょびしょで、テンションガタ落ちでした(30代・女性)」
ええ、ネズミはネズミでも「ぬれネズミ」のパターンでした。
お祭りや花火大会やフェスの間、狙いすましたようにやってくる夕立やゲリラ豪雨、念のためといって傘やレインコートを持っていても、ちょっともたもたしているとあっという間にずぶぬれになってしまいますよね。
こればっかりは、気を付ける方法はあまり見当たりませんので、びしょびしょになったことも笑えるような心持ちで、残りの夏のイベントをエンジョイいたしましょう。
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