階段掃除は「ついで」がポイント
毎日しっかりと掃除の時間を決めて実行している人であれば、階段掃除も苦ではないと思いますが、そうでない人が階段掃除をラクにするコツは、「ついで」にできるようにしておくことです。そのためには、階段を上り下りするタイミングで掃除ができるように、階段の上か下の近くに掃除グッズを置いておくことが重要になります。
ただ、ペーパーモップやホウキは最後に集めたゴミを捨てるという作業が必要です。掃除機であれば、そのまま掃除を終えることができますが、多少なりとも重さがあるうえ、自宅の作りによっては、階段のすぐ近くに置いていくのが難しい場合もあるでしょう。
自宅の階段の汚れる頻度や掃除グッズの置き場を考え、最適なものを選ぶようにしてください。
階段掃除に使う掃除機はコードレスがいい
掃除機で階段掃除をするのであれば、コードレスの掃除機であることは絶対条件です。キャニスター式のものを持ち上げてコードを引っ張りながら階段掃除をするのは大変です。コードレスでもできる限り軽いものだと掃除がしやすいでしょう。駅を掃除する清掃員の方々が使っているMAKITAのコードレス掃除機「CL100DW(2万570円・税込)」は階段掃除に便利です。
軽いホウキは階段掃除におすすめ
軽く、電力を必要としないという点で、昔ながらのホウキを階段掃除に利用するのもおすすめです。画像はカインズの「立つほうき(1280円・税込)」という商品で、自立するので階段近くに置いておくのに便利です。階段の上と下に置いておきたいペーパーモップ
比較的安価で手に入るペーパーモップの置き場を階段の上と下に作っておき、通る人がついでに掃除できるような状態にしておくのもいいでしょう。最近はホコリの吸着が良いお掃除ペーパーが販売されています。よほどゴミを溜めていなければ、こうしたペーパーモップだけで階段のホコリを取ることができ、あとでまとめたゴミを掃除機で吸うなどの作業を省くこともできますよ。
角のホコリもバッチリ取れるマイクロファイバーダスターでサッと拭く
掃除機などではホコリが取りづらい階段の角部分。そのような箇所で活躍するのが極細繊維のマイクロファイバーでできているダスターです。画像のものはダイソーの「伸縮式ダスター(先方曲るタイプ)」で220円(税込)。サッとなでるように拭くだけで、階段の角の取りづらいホコリも吸着し、きれいに仕上げてくれます。柄の長さを74センチから105センチまで調整することができるので、使う人の身長に合わせて使える点も魅力です。家族みんなに「気付いたら掃除してね」と言っておくことができますね。汚れたら洗って何度でも使うこともできます。
歩いているだけで掃除ができるお掃除スリッパを活用
履いて階段を上り下りするだけで無意識のうちに掃除ができる「お掃除スリッパ」を使うという手もあります。昭和の時代からあったお掃除スリッパですが、最近の製品はかなり進化していて、歩いているだけでしっかりとチリやホコリを吸着してくれます。特に、レックの「激落ち おそうじスリッパNEO(880円・税込)」は履き心地がよく、極細繊維がしっかりと汚れを取ってくれておすすめです。ただし階段を上り下りしているだけだとどうしても階段の両端の汚れは取れないので、数日に1度は意識的に角を掃除する必要があります。
階段掃除をラクにしてくれるさまざまなアイテムが発売されている現在。ぜひ自分のライフスタイルに合う掃除グッズを見つけて、掃除の手間を最小限にしてくださいね。