「なかなか、お金を貯められません。無理なくお金を貯めるコツみたいなものがあったら、教えてください」。
今回は、この質問にお答えします。
お金を貯められない理由って?
貯金がうまくいかない本当の原因とは
貯金がうまくいかない本当の原因は何でしょうか。さまざまな原因がありますが、根本的な要因は次の3つであることがほとんどです。◯気持ちが足りない
◯技術が足りない
◯道具が足りない
1つ目の原因は「気持ちが足りない」ことです。
お金を貯めるべきことは頭では分かっているけれど、気持ちの面ではそんなに貯金したいと思っていない。つまり、モチベーションがないことが原因です。たぶん、貯金がうまくいかない人の多くは、ここでつまずいていると思います。
ダイエットで例えるなら、「痩せたいけど、つらいダイエットはしたくない」という状況に似ています。必要なことは分かりつつも、イマイチ気乗りしないのです。
お金を貯めるのが上手な人は、多かれ少なかれ「お金を貯めること」に対して、意義を感じ、情熱を持っています。そうでなければ、少ししんどいだけでくじけてしまいます。
よって、貯金を成功させる第一歩は「いまお金を使う」こと以上に、「将来のためにお金を貯める」ことのほうが楽しい!と、どんな理由であれ納得することです。
例えば、筆者の場合は、
「もし自分が死んでも、娘と妻に大きすぎる苦労をかけたくない」
「投資にお金を回して、家計をラクにしたい。好きな仕事を選べるだけのゆとりが欲しい」
「通帳の数字が増えるのを見るのが楽しい」
といった励みがあるからこそ、お金を貯められています。
理由はなんでも構いません。大事なのは「自分が心の底から納得している」ことです。ここがハッキリすれば、どうにでもなります。
2つ目の原因は「技術が足りない」ことです。
お金を貯めたい!という気持ちはあるものの、何から手をつければよいか分からない、イメージがつかめないから、つい後回しにしてしまうのです。
ダイエットで例えるなら、「がむしゃらに、それっぽいことに手を出してみるけど、効果が出ない(痩せない)」という状況に似ています。モチベーションは高くても、知識や技術が足りないから努力が空回りしてしまうのです。
お金を貯めるのが上手な人は、多かれ少なかれ「お金を貯める技術」を持っています。収入を増やすためにビジネスについて勉強したり、支出を減らすために家計簿をつけて改善点を探ったりしています。そうやって、うまくお金を貯める道を見つけているのです。
よって、貯金を成功させる第2のステップは「収入を増やしたり、支出を減らしたりするための糸口をつかむ」ことです。
収入を増やすのが上手な人は、収入を増やすためには、お金がかかることを知っています。学校へ通ったり、本を買ったりして、技術を磨く必要があるからです。
支出を減らすのが上手な人は、支出を減らすためには、家計を知る必要があると知っています。何にお金を使っているかを知らなければ、何をカットできるかが分からないからです。
貯金がうまいほど「収入を増やす糸口」や「支出を減らす糸口」に敏感です。どんな方法でもよいので、無理なく、自分にあった形でお金を貯める筋道(ストーリー)を詰めていきましょう。
3つ目の原因は「道具が足りない」ことです。
世の中には、貯金に役立つ便利な道具がたくさんあります。そういう道具は「知っているだけで得する」ので、ぜひ、いろんな道具を知っておきましょう。
ダイエットで例えるなら、「ダイエットのやり方が分かってきて、効果も出てきたけれど、便利な道具を使えば、もっとスムーズに痩せられる」という状況です。道具を知らないと、不必要な苦労も増えます。無理せず効果を出すためにも、使えるものは使いましょう。
ですから、貯金を成功させる第3のステップは「貯金のペースを増やすために、使える道具はなんでも使う」ことです。
貯金をはかどらせる道具はさまざまありますが、代表的なものは以下の4つです。
◯支出が減る道具(例:iDeCo……節税しながら貯金できる制度)
◯ストレスが減る道具(例:積み立て投資……自動で投資できるので負担を感じにくい)
◯手間が減る道具(例:家計簿アプリ……支出を記録する手間が大きく省ける)
◯浪費が減る道具(例:家族の協力……家計について情報共有することで相互に監視できる)
道具はあれば使ってなんぼ!ですから、自分に合っているもの、使えるものがあれば、じゃんじゃん使いましょう。
まとめ
要点をまとめると、貯金がうまくいかない原因は、(1)気持ちが足りない
(2)技術が足りない
(3)道具が足りない
の3点に集約できます。
気持ちと技術と道具。この3つが組み合わされば、無理のない範囲で、スムーズにお金を貯めることができます。なかなか貯金がうまくいかないという人は、本記事をチェックリスト代わりにお役立てください。
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