メルカリを使って作れる「お金を貯める習慣」
新品で買ったつもり貯金
メルカリを使う理由の1つは、欲しいものを安く手に入れるためでもあるしょう。中古品もたくさん出品されていて、価格も抑えられています。新品未使用であっても、リアル店舗やネットショップで買うよりも安い場合が多くあります。そこで提案したいのが、新品との差額分を貯金することです。例えば新品で買ったら3000円のものを、メルカリで2000円で買ったならば、1000円浮いたことになります。本来は使うはずだった1000円と考えて、この分を貯金にまわすのです。「新品で買ったつもり貯金」として貯めていくと、思いのほか大きな金額になっているかもしれません。
一方で、せっかくメルカリで安く買っているのだから、差額全部を貯金するのはちょっと……と思うならば、半分にするなど調整するのも1つの方法です。もともと節約の意味もあってメルカリを利用しているユーザーもたくさんいますから、無理のない範囲で実践していくこと、続けることが大切かと思います。
売上金から貯金をする
続いては、メルカリに出品して得た「売上高を貯金にする」という考え方です。・売上金から貯金するパーセンテージを決める
メルカリで不用品を売ったら、手元に売上金が入ってきます。全額を生活費に使うのも考え方の1つですが、売上金の一部を貯蓄に回すのも良いでしょう。
ただし、毎月5000円というように金額を決めてしまうのはおすすめできません。もしかしたら売上金がそれに達しない場合もあるからです。そうなると、その月は諦めることになり、そのままやめてしまうことがあるからです。
毎月コツコツと貯金をするならば、売上金に対するパーセンテージで決めておきましょう。例えば50%にすれば半分は生活費として使うことができるわけですから、目の前にある生活防衛も叶うというわけです。ただし、売上金を現金として引き出すには振込申請が必要となり、手数料として金額に関係なく200円がかかります。
・売上金をなかったものとして全額貯金
生活を支えるための売上金でないならば、メルカリの売上金を全て預金に回すのも良いと思います。不用品を売らずにいたら0円だったわけですから、売上金をなかったことにする考え方です。
もし売上金を現金として引き出すならば、先ほど書いたように手数料が200円かかります。毎月引き出すのは手数料分がもったいないので、半年に1回、あるいは1年に1回などとするのもありでしょう。
あるいは、売上金はメルペイやメルカードの支払いにも使用できます。売上金と同じ金額を給料から引いて、その分を貯金していけば、手数料200円はかからないことになります。
使える金額を決めて、お金をしっかり管理
普段の買い物で予算オーバーしがちな人は、メルペイやメルカードを使ったお金の管理もおすすめです。・メルペイに使える金額をチャージする
毎月の生活費の支払いにメルペイ(あるいはiD)を使う機会が多いならば、給料をもらった時点で、使える金額をチャージしてしまうのはどうでしょう。使用限度額を決めてしまい、その中でやりくりをするのです。メルペイで決済をすれば、どこでいくら使ったのかがすぐに分かりますし、残金も明確になるので家計管理もしやすくなります。
・メルカードの限度額設定を活用する メルペイの他にはメルカードでの管理もおすすめです。メルカードはクレジットカードですが、利用限度額を自分で決められます。生活費分を限度額にしておけば、予算オーバーになることがないのです。
使えるのはJCBの加盟店です。メルカリ以外の買い物でのポイント還元率は1%ですから、ポイ活にもなります。メルカードの支払いにはメルカリでの売上金も使えますから、不用品を売るきっかけにもなりそうです。
人生100年時代といわれるようになり、貯金や投資、運用が大きな注目を集めています。お金のことばかり考えていては殺伐とした生活になってしまいそうですが、目を背けることはできません。
お金を貯めるには色々な方法がありますが、その中の1つとしてメルカリにも注目していきましょう。ただし、お金を貯める習慣は短期で身に付くものではないと思います。長期で続けていくためにも、無理のない範囲を心がけましょう。