今回はそんな玄関を片付いた状態にしておく3つのコツをご紹介します。
1. 靴を置くエリアを決めておく
帰宅後、玄関に脱いだ靴をそのまま置きっぱなしにしているご家庭もあるのではないでしょうか。1日履いた靴はすぐにシューズボックスに入れず、乾燥させてからしまった方が、臭いやカビの防止になるので、そのこと自体に問題はありません。本来は、翌朝まで玄関に出しておきたいところ。しかし問題は、靴が「脱ぎ散らかされていること」です。
これを解決するために、1人1足分のエリアを指定して、それ以外の場所には置かないようにするのはいかがでしょうか。
シートを敷いたり、養生テープで囲ったりしてエリアを決めて、その場所以外に靴を置かないというルールを設けることで、脱ぎっぱなしを防ぐことができます。 また玄関によっては、上がり框(あがりかまち)の高さがありすぎたり、面積が広すぎたりして、どうしても脱ぎっぱなしの状態になりやすい玄関もあるでしょう。その場合は、土間にマットを敷いて土足厳禁エリアを作ると、靴を脱いでから定位置に置くまでの作業がしやすくなることもあります。
2. 詰め込まれた傘をスッキリさせる
傘の所有数は家庭によって違いがありますが、筆者がテレビ番組のロケなどで一般の方のお宅に伺うと、傘立てに家族の人数以上の傘がぎゅうぎゅうに詰まっている光景を高確率で見かけます。傘は1人1本。心細いならば、お客様用にプラス1本程度にしましょう。傘立てがぎちぎちになっているだけで、玄関が散らかって見えてしまいます。
3. すぐに掃除できる環境にする
短時間しか滞在しない玄関は、ともすると掃除をするタイミングを失いがちです。そうならないためにも、気づいたらすぐに掃除ができる環境にしておくことが大切です。姿勢を変えずに掃除できる柄の長いほうきやチリトリを用意しておくと、掃除のハードルも少し下がります。
できれば掃除道具も目につかない位置に収納できていると、玄関がよりスッキリするのですが、掃除の習慣がつくまでは視界に入るところに掃除道具を置いておくことをおすすめします。
家の顔である玄関。いつでもスッキリきれいな状態を保ってくださいね。