節約

カビ、害虫…発生してからじゃ遅い! 梅雨前にやっておかないと後悔する5つの家事

湿度が高い梅雨は、カビや害虫などのトラブルが増えてくる時期でもあります。そこで今回は、梅雨前にやっておかないと後悔する家事を5つご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約・家事・100円ショップガイド

つい先日、春になったかと思えば、6月もすぐそこ。北海道を除いた地域では梅雨の時期に入ります。湿度が高く、カビが発生しやすい梅雨になる前にやっておきたい5つの家事をご紹介します。
 

1. 網戸と窓ガラスの掃除

梅雨前に網戸掃除

2023年は例年より網戸が汚れている

2022年と比較して、東京では1.8倍、大阪では2倍以上の花粉飛散量となった2023年。また4月には、例年にないほどの黄砂が飛来したため、窓ガラスや網戸がかなり汚れてしまっています。

汚れた網戸は、気温が高くなり、窓を開ける機会が増える前に掃除をしておきたいもの。ウェットタイプのフローリングワイパーシートを使うと簡単に汚れを落とすことができます。

また窓ガラスや窓の桟(さん)を掃除する前に梅雨を迎えてしまうと、溜まった砂埃が水分を含んで固まってしまうこともあります。梅雨がやってくる前にきれいにしておくことが大切です。
 

2. シューズボックスのカビ対策

もともと湿気やすいシューズボックスですが、梅雨の時期はより一層カビが生えやすくなってしまいます。事前にカビ菌を取り除いておきましょう。

まず、濡らしてしっかりと絞った雑巾を使い、靴を全部取り出して拭き掃除をします。その後、乾いてから靴を戻すようにします。過去に何度も靴にカビが発生しているようであれば、カビ防止効果のあるシートを敷いておくのもいいでしょう。
 

3. 洗濯機の糸くずネットの掃除

梅雨前に洗濯機掃除

糸くずは歯ブラシなどを使ってしっかり落としておく

縦型の洗濯機にもドラム式の洗濯機にも、糸くずを集める糸くずネットがあります。ここに溜まって湿った糸くずは乾くことがないため、カビが発生する原因になります。梅雨前に溜まった糸くずや周りに付着したゴミを取り除いておきましょう。

また洗濯槽裏のカビも、梅雨時期には増えてしまいます。洗濯槽の掃除を定期的にしていない人は、専用の洗剤を使って洗濯槽の掃除をやっておくこともおすすめします。
 

4. 害虫駆除

ダンボールは害虫が発生しやすい

ダンボールは害虫が発生しやすい

夏に現れることが多い害虫は、梅雨時期に増えるもの。そのため、梅雨前にしっかりと駆除しておくことが大切です。最近は煙探知機が反応しない燻煙タイプのものや、ピンポイントでスプレーするタイプのものなど、駆除アイテムの種類も増えています。害虫の住みつきやすいダンボールや家具の裏、冷蔵庫の下などは、先手を打って害虫が発生しない状態にしておきましょう。
 

5. エアコンのフィルター掃除

シーズンの終わりにエアコンのフィルター掃除をしている人は、意外と少ないもの。しかしフィルターにホコリが溜まったままの状態で湿度が高い梅雨を迎えてしまうと、カビが発生しやすくなってしまいます。冬の終わりにエアコンのフィルターを掃除していない人は、梅雨が来る前にフィルターの掃除をしておきましょう。

また冷房の試運転をしておくこともおすすめします。暑い時期になって、いざ冷房を使おうと思ったときに故障が分かり、修理の依頼をしようと思っても、混み合っていてなかなか来てもらえないことがあるためです。梅雨前のこの時期がチャンスです。

季節が変わる前に、カビや菌、害虫の原因になりそうなものをしっかりと取り除き、気持ちよく梅雨を迎えてくださいね。
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