年金・老後のお金クリニック/年金と確定申告についてのQA

老齢年金をもらい始めました。71万7766円。アルバイト年収が42万円でした。確定申告の必要はありますか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、老齢年金を71万7766円もらいながら、年間42万円のアルバイトをしている人の確定申告についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、老齢年金を71万7766円もらいながら、年間42万円のアルバイトをしている人の確定申告についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:老齢年金71万7766円をもらい始めました。アルバイト年収が42万円でした。確定申告の必要はありますか?

「老齢年金をもらい始めました。71万7766円。アルバイト年収が42万円でした。確定申告の必要はありますか?」(たしさん)
71万7766円の年金を受給しながら、年収42万円のアルバイトをしていたら、確定申告は必要?

71万7766円の年金を受給しながら、年収42万円のアルバイトをしていたら、確定申告は必要?

A:一般的に年金以外の収入が年収75万円以下であれば、確定申告は不要となります

老齢年金をもらいながら給与収入などの年金以外の収入を得ている人は、確定申告が必要か、必要でないかを判断する必要があります。

一般的には、老齢年金受給額が年間400万円以下で、年金以外の所得、例えば給与所得(正社員やアルバイト収入)などの給与所得が年間20万円以下の人は、『確定申告不要制度』の対象になり、確定申告の必要がありません。

『確定申告不要制度』の対象となる給与所得が年間20万円以下というのは、年収にすると75万円以下(20万円+給与所得控除55万円)になります。老齢年金受給額が年間400万円以下であっても、働いて得た年間の収入が75万円を超える場合には、確定申告が必要です。税務署に確認してみましょう。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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